電気自動車の航続距離の目安は何km?車種別の航続距離一覧も紹介

EV航続距離

電気自動車(EV)の販売台数は年々増加しています。富士経済の発表によれば、2030年には全世界の新車販売におけるEVの比率が内燃車(エンジン車)を超過。2035年にはEVが新車販売台数の57.1%を占めると予測しています。そうなると、気になるのはEVの性能です。EVはガソリン車に比べて、航続距離(1回のエネルギー補給で走れる距離)が短い傾向にあるので、日常利用に不安を感じる人もいるでしょう。実際のところ、EVは1回の充電でどれくらい走行できるのでしょうか。EVの「航続距離」に関する疑問にお答えします。

※この記事は2021年8月24日に公開した内容をアップデートしています。

 

 

 

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EVの航続距離は短いってホント?

車に関する疑問

画像:iStock.com/AndreyPopov

 

EVは、充電1回あたりの航続距離が短いから不便そう」と不安に思う人もいるでしょう。しかし、近ごろは大容量バッテリーを搭載し、ガソリン車とそれほど遜色ない距離を走れる車種も登場しています。

現在のEVの航続距離は「約200km」か「約400〜500km」

EVの航続距離は年々長くなっていて、充電1回あたりの走行距離が500kmを超える車種もあります。ただ、使い勝手に応じて200kmほどの車種と、400〜500kmほどの車種に二分されるというのが現行のEVのトレンドと言えるでしょう。

たとえば、使用用途を近距離走行と割り切り、航続距離を200km程度としている車種としては、基本設計が同じ日産「サクラ」と三菱「eKクロス EV」は180km1)2)、ホンダ「Honda e Advance」は259km3)などが挙げられます。

一方、航続距離が400〜500kmとなる車種は日産「リーフ e+」(バッテリー容量:60kWh)は450km4)、スバル「ソルテラ」は487~567km5)、メルセデス・ベンツ「EQC」は400km6)、ボルボ「C40 Recharge Plus Single Motor」は502km7)となっています。

ただし、自宅近くでの送迎や買い物といったデイリーユースで片道1時間以上も走らせることは、ほとんどありません。そういう使い方であれば、1日50kmも走れれば十分と言えるでしょう。

 

 

EVとガソリン車の航続距離の違いは?

前述どおり、EVの航続距離は、車種によって200km程度か400〜500kmかの2通りに大きく分かれます。では、ガソリン車と比較するとどうなのでしょうか?

一般的にガソリン車の航続距離(満タンから空になるまでに走行できる距離)は、500km以上になるように設計されています。たとえば、軽自動車の燃料タンク容量は30L程度ですが、燃費(WLTCモード)は20km/L以上の場合がほとんどで航続距離は500km以上です。また、同様にミドルクラスの乗用車の燃料タンク容量は50L程度である場合が多く、やはり航続距離は500kmが確保されています。

つまり、EVであっても航続距離が500km程度であれば「ガソリン車と遜色ない航続距離がある」と言えるのです。

航続距離が短いEV=使い勝手が悪い、とは限らない

EV車充電の様子

画像:iStock.com/deepblue4you

 

前段で「1日50kmも走れれば十分。だから、デイリーユースなら航続距離は200kmでも困らない」とお話しました。

ここでもう1つ、EVの使い勝手にまつわる大事な話があります。それは「充電」です。

理想的なのは、自宅の駐車場に充電器が設置されていることでしょう。スマホを充電する感覚で車を充電できれば、出先で充電スポットを探す必要はほとんどありません。

自宅でエネルギー補給ができることは、ガソリン車がわざわざガソリンスタンドに行かなくては補給できないのと対称的な部分で、EVの便利な部分だと言えます。

また、EVの充電スポットは、自動車ディーラーのほか、コンビニエンスストアやショッピングモールの駐車場、サービスエリア・パーキングエリアをはじめ、意外と身近にあります。

高速道路で長距離を走ったり、充電スポットのほとんどない田舎道や峠道を走ったりしなければ、「航続距離が短い=使い勝手が悪い」とは言えないでしょう。自宅充電や充電時間に関して、詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

 

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EVの航続距離を車種別にチェック!

車の並ぶ様子

画像:iStock.com/Tramino

 

街乗りのみの利用の場合なら200km程度の航続距離で十分とお話しましたが、現在販売されているEVの航続距離はいったいどれくらいなのでしょうか。

現在日本で購入可能なEVのうち、価格が1000万円以上の超高級車を除く、おもな車種の航続距離を「国産車」「輸入車」に分けてそれぞれ紹介します。

国産EVの航続距離一覧

 

車種 航続距離 バッテリー容量
スバル「ソルテラ」8) 487~567km 71.4kWh
トヨタ「bZ4X」9) 487~559km 71.4kWh
日産「リーフ」10) 322~450km 40~60kWh
日産「アリア」11) 470~最大610km 66~91kWh
日産「サクラ」12) 180km 20kWh
ホンダ「Honda e」13) 259km 35.5kWh
マツダ「MX-30 EV MODEL」14) 256km 35.5kWh
三菱「eKクロス EV」15) 180km 20kWh
レクサス「UX300e」16) 367km 54.4kWh

※メーカー50音順。航続距離はWLTCモード。アリアの一部モデルはWLTCモードを前提とした日産社内測定値。

 

 

輸入EVの航続距離一覧

 

車種 航続距離 バッテリー容量
シトロエン「Ë-C4 ELECTRIC」17) 405km 50kWh
DS「DS 3 CROSSBACK E-TENSE」18) 398km 50kWh
テスラ「Model 3」19) 565~689km 非公表
ヒョンデ「IONIQ 5」20) 498~618km 58~72.6kWh
フィアット「500e」21) 335km 42kWh
BMW「iX3」22) 508km 80kWh
プジョー「e-208」23) 395km 50kWh
ボルボ「C40 Recharge」24) 484~502km 69~78kWh
メルセデス・ベンツ「EQB」25) 468~520km 66.5kWh

※メーカー50音順。航続距離はDS「DS 3 CROSSBACK E-TENSE」のみJC08モード、ほかはWLTCモード。

 

 

ご覧のように、大半の車種がカタログ値では十分な航続距離を誇っています。EVの性能はどんどん上がっているのです。

 

 

【コラム】実際の航続距離は「カタログ値の7割程度」

多くの電気を貯めることができれば、その分だけ航続距離も長くなります。つまり、EVにおける航続距離の長さは、車が搭載するバッテリー容量に比例するのです。

しかし、ガソリン車の燃費がそうであるように、EVの航続距離もカタログ値(WLTCモード)通りにはいきません。

どの車種を選んでも、実際の航続距離は感覚的にはカタログ値の7割程度だと考えたほうがいいでしょう。なぜなら、外気温などの気象環境、アップダウン・渋滞などの道路環境、加減速の仕方やスピードといった走行環境などが、電費測定モードと異なるからです。また、冷暖房やナビ・オーディオの使用状況によっても、電力の消費量は変わってきます。

たとえば、航続距離がカタログ値(WLTCモード)で「450km」のEVの場合、実際の航続距離は300km程度になると考えておいたほうが確実でしょう。

 

実際、EVの航続距離はどのくらいあればいい?

車からの景色

画像:iStock.com/ferrantraite

 

「EVは航続距離が短いから実用的ではない」という声をよく聞きますが、これは本当でしょうか。

監修者自身、これまでさまざまなメーカーのEVに試乗し、自分でも数台のEVを乗り継いできましたが、航続距離に不安を感じたことはありません。個人的には「まったく問題ない」とさえ言えます。

では実際のところ、どの程度の航続距離があればEVを不自由なく使うことができるのでしょうか。2つのシチュエーションを設定して、目安となる航続距離について見ていきましょう。

通勤や買い物などの日常利用なら200km程度がおすすめ

通勤や買い物、子どもの送り迎えなどにEVを利用するだけの場合、目的地との往復に費やす距離は長くても20~30km程度ではないでしょうか。仮に購入したEVの航続距離が200kmだとしても、1度に走る距離が20~30km程度であれば航続距離に対する不安はありません。

自宅に普通充電器を設置すれば、スマートフォンなどと同様に毎日帰宅後に充電することができます。20~30km程度の移動なら、航続距離で困ることはないわけです。

ロングドライブがしたいなら400km以上を選ぼう

ただし、遠方までEVを走らせるなら話は変わってきます。仮に、航続距離がカタログ値(WLTCモード)で「450km」のEVの場合、前述のように実用上は300km程度と考えたほうがいいでしょう。もちろん300km程度の航続距離であれば、片道100km程度のドライブなら外出先で充電しなくても帰ってくることが可能です。

しかし、東京と大阪を往復するようなシーンでは、片道500km程度となるので外出先で充電が必要になります。往復で1000km程度となれば、実際の航続距離が300km程度の場合、4回ほどの充電が必要になるでしょう。たとえば、行きのサービスエリアの急速充電器で2回充電を行い、目的地で普通充電(100%まで充電)、帰り道の途中でも2回充電を行う、といったことが考えられます。

 

 

航続距離を左右するバッテリー容量以外の要素とは?

夏と冬、どちらの方が航続距離は短くなる?

スマホを使っていて、真夏や真冬に「電池の減りが早いな」と感じたことはないでしょうか?

現在、ほとんどのEVはスマホと同じ、リチウムイオン電池を搭載していますから、気温によって電力の消耗(=電費)は変わります。とはいえ、気温による電費の変動は、それほど気にならないでしょう。それ以上に電費の変動に影響するのが冷暖房です。

ガソリン車では、エンジンの力でエアコンのコンプレッサーを回すため、冷房を使うと燃費が悪くなります。反対に、暖房はエンジンが発する熱を利用するため、冬場に燃費が悪くなることはあまりありません。

一方、EVの場合、モーターはそれほど熱を発しませんから、暖房はエアコンか電気ヒーターを使います。最近は航続距離を稼ぐため各メーカーとも高効率なヒートポンプ式エアコン(冷暖房)を標準装備としていますが、それでも冷暖房を使うと電費がかなり低下してしまうのです。なお、暖房による電費への影響は冷房以上に大きい傾向があります。

日産の「電気自動車(EV)総合情報サイト」では、試乗レポートで、春時期(エアコンOFF)での電費が7.5km/kWhだったのに対し、冬場(北海道・暖房ON)では5.1km/kWhだったとの結果を掲載しています26)。それほど、暖房の消費電力は大きいのです。

 

 
エアコンOFF

冷房ON

暖房ON
冬(北海道)
暖房ON
フル充電時
航続距離
435km 394km 383km 346km
充電までに走った距離
(日数)
308km
(7日)
266.6km
(5日)
277.5km
(5日)
199.7km
(4日)
充電時残量
(航続可能距離)
25%
(117km)
20%
(80km)
12%
(52km)
16%
(59km)
電費 7.5km/kWh 6.4km/kWh 6.2km/kWh 5.1km/kWh

※すべて日産リーフe+(62kWh※現行グレードではなくマイナーチェンジ前のグレード)で同じドライバーが同じような走り方をした記録です。
※数値はあくまで一例です。

 

 

冷暖房の使い方でも航続距離は変わる

前述どおり、エンジンの熱を暖房に利用するガソリン車と違い、EVは暖房も冷房もすべて電気でまかないます。そのため、冷暖房をオフにするだけでも航続距離が変わってきます。

特に注意が必要なのが、窓ガラスのくもりを取りながら車内を暖めたいときに使う「除湿暖房」モードです。除湿暖房は冷房と暖房を同時に作動させるようなものですから、知らず知らずのうちに多くの電力を使います。除湿暖房をオンにすると、メーターに表示される航続可能距離が大きく下がることもあります。

航続距離を少しでも長くしたい場合、春先や秋口などの過ごしやすい季節には冷暖房をオフにするといいでしょう。

 

 

下り坂・上り坂で航続距離は大きく左右される

上り坂がキツいのは、人間にとっても車にとっても同じです。

上り坂を歩くと体力の消耗が激しいように、車も上り坂ではより多くのエネルギーを必要とします。それは、ガソリン車であってもEVであっても変わりません。パワフルなEVであっても、上り坂は電費が低下してしまいます。

では、下り坂はどうでしょうか?

自転車で下り坂を走るとき、特にペダルを漕がなくても下っていきます。エネルギーを使わなくても、走れるわけです。ガソリン車の場合、この状態ではガソリンを使わずに下っていきます。自転車と同じです。

そうした状況でEVは「エネルギー回生」を行うことができます。

坂を下っていく力によりモーターが発電機として作用し、電気が発生するのです。そして、発生した電気はバッテリーに充電されていきます。つまり、下れば下るほど発電しバッテリー残量が回復していくのです。これは、EVならではの特性の1つでしょう。

しかし、だからといって、わざわざ下り坂に行くのはNG。下ればバッテリー残量は回復しますが、大抵は下れば上ることになり、回復する以上に電力を消費するからです。

とはいえ、エネルギー回生はありがたいもので、山道を登って降りるようなシーンでは、頂上付近から降りてくる間に3分の1近くも充電されていた、なんてこともあります。

 

 

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バッテリーの劣化により、EVの航続距離は変わる?

EV充電の様子

画像:iStock.com/SimonSkafar

 

車の乗り換えサイクルは人それぞれですが、統計ではガソリン車やハイブリッド車の平均使用年数は約14年です27)。EVの場合、モーターなど、バッテリー以外の部分に重大な問題が起こることはほとんどありません。基本的には「EVの寿命=バッテリーの寿命」となります。

とはいえ、3年・5年で寿命がくるものではありませんから、安心してください。一般的なEVは、バッテリーに8年のメーカー保証をつけています。これは、8年程度は問題なく乗れることを意味しています。

 

 

バッテリーが劣化するのは新車購入から何年後くらい?

EV バッテリー

画像:iStock.com/kynny

 

スマートフォンを使っていると、バッテリーの性能が低下した結果、充電の頻度が増してきたことを実感する瞬間があります。EVも同じです。徐々にバッテリーの性能が低下していき、それにしたがって航続距離が落ちていきます

とはいえ、バッテリーが劣化したことを実感するのは、新車購入から8年程度が経ってからのことが多いと言われています。それも、実用上不便を感じるのは航続距離が短い車種の場合程度です。

最近では満充電で600km以上走る車種も出てきました。その場合、仮にバッテリーの劣化で航続距離が20%減ったとしても、まだ500km程度は走れるわけですから、実用上は問題ないといえるでしょう。

 

バッテリーの劣化を実感するのは「急速充電の使用時」

バッテリーの劣化で不便さを感じるのは、急速充電器を利用するときかもしれません。バッテリー性能が低下すると急速充電性能が落ち、同じ30分でも充電される電力量が少なくなります。ただし、3年や5年で急激にバッテリーが劣化することはほとんどないでしょう。

 

 

古いバッテリーは交換できるの?

仮にバッテリーの劣化を感じても、「バッテリー交換をすればいい」と思うかもしれません。しかし、バッテリー交換は可能ですが、そのコストは数十万円に上ります。バッテリーの劣化を実感するのは新車購入から8〜10年後が多いと言われているので、バッテリー交換に数十万円をかけるよりも、そのまま乗り続けるか、新車や中古のEVに乗り換えるという選択肢もあるでしょう。

 

 

航続距離が短いと“電欠”が心配…。困らないための対策とは?

バッテリー残量表示

画像:iStock.com/Ashish kamble

 

ガソリン車では走行中にガソリンや軽油がなくなることを「ガス欠」といいますが、同じように、EVもバッテリー残量がなくなることを「電欠(でんけつ)」といいます。

通勤や買い物などの日常利用なら電欠の心配はほとんどありませんが、遠方まで長距離を走る場合、いくら充電スポットの数が増えたといっても電欠する不安はあるでしょう。

次のサービスエリアで充電しようと考えていても、前述したように充電スポットが渋滞していて長時間待つこともありますし、もともと充電スポットが少ない地域もあります。

特に充電スポットの渋滞はEVユーザーが苦労している部分です。また、最初に充電器が設置されてから10年前後が経ち、故障する充電器が出てきたり、場所によっては撤去されたりもしています。

そこで、「電欠に陥らないようにする方法」「電欠になったしまった場合の対処法」をそれぞれ紹介します。

電欠を避けるには「常に3カ所の充電先を考えておく」

充電計画

画像:iStock.com/alxpin

 

電欠を回避するポイントは、起こりうる事態を事前に予測し、それに対応できる体制をあらかじめ整えておくこと。つまり「リスクヘッジ」です。

たとえば、東京から名古屋まで東名高速道路を使って行く場合、多くの人は中間地点の静岡あたりのサービスエリアで充電する計画を立てると思います。このとき、そのサービスエリアが渋滞などで使えなかった場合に備えて、前後のエリアの充電スポット情報を事前に調べておくと安心です。「あてが外れても大丈夫」という状況を作っておくのです。

より具体的にいうと、そこで充電しようと考えていた「目的の充電スポット」に加え、「周辺の充電スポット2カ所」の計3カ所を調べておけば困ることはないでしょう。

もし電欠になったらJAFなどを呼ぼう

万が一、電欠になった場合には自分で車を押して動かそうとせず、JAFや自動車保険のサービスを手配して近くの充電スポットまで運んでもらいましょう。
EVは電欠になると駆動輪がロックされ、「ギアをニュートラルにして押す」ということができません。前輪駆動の日産「リーフ」の場合、前輪を持ち上げてレッカー移動しなければなりません。そのため、第三者に充電スポットまで運んでもらう必要があるのです。

 

 

EVの航続距離は年々伸長。今後のさらなる進化に注目

EV充電の様子

画像:iStock.com/deepblue4you

 

日本を含めた先進国では、2030年代から2040年代にガソリン車やディーゼル車の新車販売を禁止する方針を打ち出しています。ボルボやジャガーのように、早い時期にEV専門ブランドとなることを宣言している車メーカーもあります。今後はますます世界各国で「EVシフト(ガソリン車からEVへの転換)」が進むことでしょう。

そうしたなかで、今後のEVはどのようになっていくのでしょうか。まず航続距離に直結するバッテリーが進化すると予測されます。それは性能面だけではなく、コスト面も同様です。すでに中国などでは従来のリチウムイオン電池から、より低コストのリン酸鉄リチウムイオン電池への転換が始まっていて、EVの低価格化が進んでいます

ここまでお話してきたように、現在のEVはバッテリー性能が向上し、航続距離は実用上問題ないレベルに達しています。そうなると、EV普及のハードルはコストのみといっても過言ではありません。国内の車メーカーもリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載する低価格EVの開発を進めており、それらが発売されればEVはさらに身近になるでしょう。

 

この記事の監修者
国沢光宏
国沢 光宏

自動車ジャーナリスト。自動車評論家。現在多くの媒体で執筆活動をしているほか、ラジオ日本とFM群馬でラジオのパーソナリティも行い、車選びからドライビングテクニック、業界ニュースなど、広く深い知識をもつ。運営しているブログサイトでは、専門家も参考にしたくなる、新鮮で豊富な情報を発信している。