電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池自動車(FCEV)などの環境性能や燃費性能に優れた車には税金が減免される優遇措置が主に3つあります。
① エコカー減税
国が定める排ガス・燃費基準をクリアした車の総称をエコカーといい、それらの車の自動車重量税が減免される措置がエコカー減税です。EVとPHEVは取得時および初回車検時ともに免税(100%減税)となります。
② グリーン化特例
環境性能や燃費性能の優れた車の自動車税・軽自動車税が、新車登録年度の翌年度分について軽減されるのがグリーン化特例です。自家用乗用車については令和3年度からEVやPHEVなどの次世代自動車に対象が限定され、EVとPHEVは概ね75%減税となりました。
③ 環境性能割
令和元年10月1日から、自動車取得税が廃止され、代わりに導入されたのが環境性能割です。環境性能割の税率は車の燃費性能などに応じて、自家用登録車は0~3%となっており、EVとPHEVは非課税となります。