EV DAYS編集長がズバッ!と回答 EVライフ Q&A

EV DAYS編集長がズバッ!と回答

EVに関する疑問

  • EVの
    メリット
    って結局なに?

    EVのメリットって結局なに?

    「動く蓄電池」であること

    編集長 町田

    EVには「走行コストの低さ」「高級車のような乗り心地」「スポーツカー顔負けの加速」「環境にやさしい」といった魅力もありますが、ガソリン車と一線を画す魅力は、その「蓄電能力」と言えるでしょう! “動く蓄電池”であるEVは災害時の電源のほか、家の電気を貯めて電気代を節約することもできます。暮らしに役立つEVは、今までの車の概念を変える存在なのです。

  • EVは
    経済的
    ってホント?

    EVは経済的ってホント?

    ホント

    編集長 町田

    EVの車両価格がまだ高いのは事実です。しかし、走行コストはガソリン車の約2分の1、自動車税と自動車重量税も安く、維持費が断然抑えられるのです。さらに蓄電池代わりとして使う場合、比較するとハイコスパ! 使い道を広げれば広がるほど経済メリットが得られるモノと言えるでしょう。

  • EVは
    どこで
    充電できるの?

    EVはどこで充電できるの?

    自宅+充電スポット

    編集長 町田

    「充電って何か面倒くさそう…」と思ってる、そこのアナタ。じつはEVの充電はとってもラクチンなんです。専用の充電コンセントをつければ、自宅で簡単に充電可能。遠出のときには充電スポットを利用しますが、その数はガソリンスタンドの6割以上に上ります。ちなみに自宅に充電コンセントをつけるコストは10万円程度。意外にお手頃ですよね?

  • EVの
    補助金
    は最大いくら?

    EVの補助金は最大いくら?

    最大85万円(国の補助金)

    編集長 町田

    かなり心強い金額ですよね。ちなみに軽EVとPHEVは最大55万円。さらに自治体の補助金がもらえることも! 東京都のZEV補助金では、EVと太陽光発電を一緒に導入すると最大85万円が追加されます。たとえば、これらを生かすと500万円のEVが300万円台前半で購入できるというワケです。
    ※2024年度の補助金額です

  • EVと
    PHEVの
    違いって?

    EVとPHEVの違いって?

    ガソリン走行の可否

    編集長 町田

    “EVに無くてPHEVにあるもの”と言えば、ずばりエンジンです。しかし、PHEVはEVと同じくモーターも搭載し、電気を補給(充電)して走行することも可能。つまり、PHEVはガソリンでも電気でも走ることができる車です。長距離ドライブが多い方にはPHEVの方が安心かもしれませんね。

  • EVに
    運転のコツ
    はあるの?

    EVに運転のコツはあるの?

    減速時の意識で燃費アップ

    編集長 町田

    EVの大きな特徴は「回生ブレーキ」です。EVに搭載されたモーターは、減速時のエネルギーを電力に変換してくれるので、これを有効活用すれば燃費(電費)改善効果が高くなります。たとえば、回生ブレーキを効かせて坂道を下っていくとバッテリー残量がどんどん多くなります。ドライブ時には、停車時に回生ブレーキを意識して使うと燃費(電費)がよくなりますよ!

  • 日本の
    EV普及率
    は何%?

    日本のEV普及率は何%?

    約2.28%(2023年)

    編集長 町田

    この数字は新車販売台数(普通乗用車・軽自動車)に対するEVの割合です。一方、各国のEV普及率は、アメリカが約7.6%、ヨーロッパ(EU)が約14.6%、中国に至っては約22.2%に上ります…。世界に先立って市販EVを発表したのが日本メーカーだけにちょっと悔しい結果ですね。今後に期待!

  • EVの
    価格相場
    はいくら?

    EVの価格相場はいくら?

    200万円台
    or 400万円以上

    編集長 町田

    2022年の軽EV登場以降、価格の二極化が進んでいます。軽EVは200万円台〜というお手頃さである一方、普通車EVの相場は400万円以上。まだ一般感覚だと、EV=高級車という認識は避けられない状態です。ただし、安価なEVをリリースしている中国メーカーの台頭もあり、今後EVの車両価格はこなれていくことは間違いないでしょう。

EVのある暮らしに関する疑問

  • EVと家をつなぐ
    V2H
    ってなに?

    EVと家をつなぐV2Hってなに?

    EVの大容量バッテリーを
    有効活用するための装置

    編集長 町田

    EVは大容量バッテリーを積んでいます。それは一般的な家庭用蓄電池よりも容量が非常に大きいのですが、駐車中はいわば大きな“置物”になっている状態なのです(何とももったいない!)。しかし、V2H(Vehicle to Home)機器を導入すれば、EVから家へと電気を供給することができるのです。V2HはEVの活用法を広げる装置と言えますね。

  • EVと
    太陽光発電
    を一緒に使う
    メリットは?

    EVと太陽光発電を一緒に使うメリットは?

    環境負荷が低くて経済的

    編集長 町田

    EVと太陽光発電の共通点は「環境負荷が低い」ことです。太陽光発電は再生可能エネルギーを使って発電し、EVは走行時にCO2を排出しません。つまり、太陽光発電で発電した電気でEVを走らせれば、ダブルで環境保全に貢献できると言えるでしょう。もちろん、太陽光発電は燃料を必要としない発電方法なので、走行コストの低減という経済的メリットも大きいのは言うまでもありません。

  • V2Hや
    太陽光発電の
    設置費用は?

    V2Hや太陽光発電の設置費用は?

    V2Hは90〜130万円
    太陽光は26万円/kW

    編集長 町田

    これらは一般的な金額です。あとは自宅の環境によって変わりますが、特に大きく金額を左右するのは太陽光発電の容量でしょう。戸建住宅の屋根に載せる太陽光パネルは3〜5kWが一般的、片流れの屋根などであれば10kWまで載せられるケースもあります。初期費用を0円にできるPPAやリースという導入方法もあるので併せて検討してみてください。