自宅に設置するEV・PHEV充電用コンセントとは?種類や工事、費用相場を解説

EV充電コンセント

電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)は自宅に設置した普通充電器で充電するのが基本です。この自宅充電の設備のうち、もっとも安く手軽に設置できるのが「充電用コンセント」です。充電用コンセントの基礎知識や種類、設置する際に注意すべきポイント、さらに設置工事にかかる費用や実際の工事の流れなどについて、EV DAYS編集部が詳しく紹介します。

 

※この記事は2023年9月1日に公開した内容をアップデートしています。

 

 

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EV充電設備

 

 

EV・PHEV充電用コンセントとは?

コンセント

 

EVPHEV充電用コンセント(以下、充電用コンセント)とは、EVやPHEVを充電するときに必要になる専用コンセントです。それほど費用をかけず手軽に設置できることから、多くのEVユーザーやPHEVユーザーがこのタイプの充電器を日々の充電に使用しています。そもそも、充電用コンセントとは具体的にどんな充電器なのでしょうか。まずはその基礎知識を紹介します。

 

EV・PHEVの充電は日々の「自宅充電」が基本

EVの充電には公共充電スポットを利用するイメージがあるかもしれません。しかし、公共充電スポットは長距離走行する際の継ぎ足し充電で利用する場合がほとんどです。ロングドライブでは自宅充電の電気だけでは足りなくことが多いため、次の目的地に向かうために必要な分をおもに急速充電によって継ぎ足します。

つまり、充電スポットはおもに遠出したときに利用するもので、EVの日々の充電は、クルマを長時間停めておく自宅の駐車場などに設置した充電器で行うのが基本となるのです。

PHEVでも自宅充電はとても重要です。燃料タンクとエンジンも搭載するPHEVは、なるべくEV走行で長い距離を走り、バッテリー残量が少なくなったらハイブリッド走行に切り換えるのが賢い運用法とされます。車種によっては急速充電に非対応の場合もあるため、自宅充電が運用の中心になるのです。

 

 

また、自宅充電には「コストが安い」「ガソリン車のように燃料補給で外出する必要がない」といったメリットもあります。

公共充電スポットの利用には数千円の月会費プラス数十円/分程度(急速充電)の都度料金がかかりますが、自宅充電なら満充電まで数百円〜2000円程度です(バッテリー容量で異なります)。

さらに、夜間に充電をすれば就寝中に満充電にでき、充電時間を意識することもありません。そのほか、ガソリン車のように燃料補給のために外出する必要がないのも自宅充電の大きなメリットです。

この自宅充電に必要となる設備が充電用コンセントです。

 

 

充電用コンセントのメリットは「安さ」と「手軽さ」

後述しますが、自宅に設置する充電設備はほかにもいくつか種類があります。そのなかでも、充電用コンセントは設置費用が安く、とくに「製品自体の価格がかなり安い」というのが特徴です。

充電用コンセントにもいくつかタイプがありますが、多くの製品が5000円台から1万5000円程度で購入できます。

充電用コンセントはほかの充電設備に比べると設置工事も比較的簡単です。分電盤から充電用コンセントの設置場所までの配線の長さなどの条件で変動しますが、製品と工事費を合わせた費用は10万円前後が目安です(費用の詳細は後述します)。

 

充電用コンセントには「100V」と「200V」がある

コンセント

 

充電用コンセントには電圧(V)が異なる「200Vコンセント(※1)」と「100Vコンセント」の2種類があります。電圧が高い200Vコンセントのほうが100Vコンセントより早く充電できます。

とくに大容量バッテリーを搭載するEV・PHEVの充電は出力が大きくないと時間がかかりすぎてしまうため、実際には100Vコンセントを選ぶEV・PHEVユーザーはほとんどいません。充電速度は基本的に充電器の出力(kW)の数値が大きいほど速くなるのですが、100Vコンセントだと出力が低いのです。

 

〈図〉10時間の充電で貯まるバッテリー容量

バッテリー容量

 

200Vコンセントの出力目安は3.0kWです。どのくらいの出力かというと、たとえばバッテリー容量30kWhのEVをおよそ10時間で満充電できます。帰宅後に車を充電用コンセントに接続して充電を開始すれば、翌朝には満充電になっている計算です。

100Vコンセントの場合、出力は0.6~1.2kW程度と200Vコンセントの半分以下で、10時間充電しても電池残量は50%未満です。近年はEV・PHEVのバッテリーが大容量化していますので、これでは日常的にEV・PHEVに乗る人は困ることになるでしょう。

 

※1:200Vコンセントを選択する場合、200Vの電気が自宅まで届いている必要があります。ここ10〜20年の間に建てられた戸建住宅は200Vに対応しているケースがほとんどのため問題ないですが、もしそうでない場合はまず200V化の電気工事が別途必要になります。

 

 

充電用コンセントの価格相場と設置費用

充電用コンセントにはどんな製品があり、価格相場はいくらなのか、具体的に見ていきましょう。ただし、充電用コンセントの製品バリエーションはそれほど多くないため、この分野でシェアの高いパナソニックが販売している2つの製品を紹介します。

 

充電用コンセントの製品例①「価格5500円」

 

パナソニック「EV・PHEV充電用 屋外コンセント」

パナソニック「EV・PHEV充電用 屋外コンセント」

画像:パナソニック

 

パナソニックの「EV・PHEV充電用 屋外コンセント」1)はもっともスタンダードなタイプの充電用コンセントで、価格も5500円とお手頃です。

EVやPHEVには専用の車載充電ケーブルが付属しますが(オプションの場合もあります)、重量が3kg程度あるため、慣れるまでは重く感じます。その点、このコンセントはケーブルの先にある充電コネクタを差し込むときに回転させなくてもロックすることが可能で、片手で抜き差しできるように配慮されています。

 

「15A・20A兼用 接地屋外コンセント」

型番 WK4322S
定格 20A 250V AC
種類 200V用
サイズ (幅 × 高さ × 奥行) 87mm×126mm×84.6mm
希望小売価格 (税込) 5500円

 

充電用コンセントの製品例②「価格1万3750円」

 

パナソニック「EV・PHEV充電用 カバー付屋外コンセント」

パナソニック「EV・PHEV充電用 カバー付屋外コンセント

画像:パナソニック

 

「EV・PHEV充電用 カバー付屋外コンセント」2)は、製品名にもあるとおり「保護カバー」付きの充電用コンセントで、「簡易鍵」も装備しています。保護カバーを閉めて簡易鍵を施錠することにより、コンセントの差込口や充電ケーブルへのいたずら防止、電気の窃盗防止に効果があります。また、本体下部には鍵を取りつける穴があり、市販の南京錠を施錠することも可能です。

価格はスタンダードなタイプの倍以上ですが、それでも購入コストはほかの充電設備に比べてかなり安く抑えることができます。

 

「カバー付 15A・20A兼用 接地屋外コンセント」

型番 WK4422S
定格 20A 250V AC
種類 200V用
サイズ (幅 × 高さ × 奥行) 87mm×190mm×90mm
希望小売価格 (税込) 1万3750円

 

充電用コンセントの設置費用の目安は10万円前後

充電用コンセントの設置費用は、製品と工事費を合わせて10万円前後が目安です。ただし、自宅の状況など条件によって費用が変わります。たとえば、分電盤から充電用コンセントの設置場所まで距離がある場合は配線が長くなり、その分費用がかかります。

なお、駐車場が充電用コンセントを設置する場所から離れすぎていると、標準の車載充電ケーブルでは長さが足りなくなり、より長いケーブルが必要になるなど、追加費用が発生する場合があります。充電用コンセントの設置場所を決める際には施工業者とよく相談したほうがよいでしょう(設置工事の詳細は後述します)。

車載充電ケーブルの長さは自動車メーカーや車種によって異なりますが、標準装備の場合、一般的に7m程度となっています。

 

 

EV充電設備

 

EV・PHEV充電用コンセントの使い方

 

充電用コンセントの使い方はとてもシンプルです。車載充電ケーブルとの接続方法はいたって簡単ですので、とくにむずかしいものではありません。注意点とあわせて簡単に紹介します。

 

コンセントに車載充電ケーブルを接続して充電する

充電用コンセントは車種ごとに異なる専用の「車載充電ケーブル」を使って充電します。車載充電ケーブルには「電源プラグ」「コントロールボックス(制御回路)」「充電用コネクタ」の3つのパーツがあり、電源プラグを充電用コンセントに、充電用コネクタをEV・PHEVの充電口(普通充電用)にそれぞれ接続して充電を行います。

 

〈図〉充電するときの接続状況

車載充電ケーブルを利用して充電する

 

ただし、原則として車載充電ケーブルを接続する前に車両のパワースイッチをオフにしないと充電が開始されませんので注意しましょう。

車載充電ケーブルが正しく接続されていない場合は、運転席にあるメーターパネルのインジケーターが点滅するなどして知らせてくれます。こうした細かい点は車種ごとに異なりますので、取扱説明書をよく読んでから使用することをおすすめします。

なお、充電用コンセントはスマートフォンなどと同様に、基本的には充電のたびに車載充電ケーブルを接続して使用します。

 

電源プラグからコントロールボックスまでの長さに注意

前述のように、車載充電ケーブルの長さは一般的に7m程度ですが、車種ごとに異なる専用品のため、電源プラグからコントロールボックスまでの長さがそれぞれ少しずつ違います。

設置する充電用コンセントの高さや種類によっては、コントロールボックスがコンセントを取り付ける壁に干渉したり、宙吊り状態になったりしてしまうおそれがありますので注意が必要です。充電用コンセントの設置工事を行う前に、長さや固定方法を確認しておいたほうがよいでしょう。

 

 

充電用コンセントを設置する前に知っておくべきこと

充電用コンセントは費用をかけず手軽に設置できる充電設備ですが、設置には電気工事をともなうため、最低限知っておきたいポイントがいくつかあります。2つに絞って紹介しましょう。

 

自宅の環境に応じて設置工事の内容や費用が変わる

業者点検

画像:iStock.com/Yusuke Ide

 

充電用コンセントなどの設備は、住宅の環境によって設置工事の内容や工事費などが変わってきます。そのため、充電用コンセントを設置する前に自宅の環境を確認しておくことが大切です。

「そもそも」の話として、充電用コンセントを設置できるのは基本的に戸建住宅です。個人がマンション等の集合住宅に設置することもできないわけではありませんが、大家さんや管理組合、ほかの住民と費用負担などについての合意を得る必要があります。

 

マンションへの充電設備の設置に関しては、以下の記事で詳しく説明しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。

【関連記事】

▶マンションに電気自動車の充電器を設置するには?手順と注意点を解説 

 

また、戸建住宅も自宅環境によって工事のレベルは変わります。200Vの充電用コンセントの設置工事の場合、基本的に「専用ブレーカーの設置」「配線の敷設」「充電用コンセントの設置」という3つの作業が必要で、分電盤の状況や分電盤からコンセントを設置する場所までの距離などによって、作業工数も変わります。

そのため、充電用コンセントの設置工事では、施工業者による現地調査が必須になります(後述)。それによって工事費も変わるので、事前に見積もりを取ることも忘れないようにしましょう。

 

設置工事には「第二種電気工事士」以上の資格が必要

工事中

画像:iStock.com/Everyday better to do everything you love

 

なかには「充電用コンセントの取り付けを自分でやってみよう」と考える人もいるかもしれません。DIYが趣味という人は多く、ホームセンターにはさまざまな工具が販売されています。

しかし、電気工事は、定められた資格を持つ人以外は原則行ってはならないと法令で定められています。具体的には、充電設備の設置工事を行うためには「第二種電気工事士(一般住宅や店舗などの600V以下で受電する設備の工事に従事できる資格)」以上の資格を有していなければなりません。

なぜかというと、電気工事はひとつ間違うと感電事故や漏電による火災などにつながるため、専門的な知識と正確な技術が要求される作業だからです。充電用コンセントの設置工事は自分でやろうとせず、必ず資格を持つ施工業者に依頼しましょう。

東京電力グループのTEPCOホームテックでは、充電設備の設置を承っています。工事の10年保証もついているので、充電用コンセントの設置を考えている方はぜひ検討してみてください。

 

 

 

EV充電設備

 

充電用コンセント設置工事の流れとポイント

工事道具

画像:iStock.com/francescomoufotografo

 

EVやPHEVを注文しても、新車の場合は納車されるまでに通常は数カ月程度かかります。「納車されたのに充電できなくて乗れない」という事態にならないように、この納車までの期間を利用して行っておきたいのが充電用コンセントの設置工事です。大きく3つのポイントに分けて工事の流れを紹介します。

 

設置工事の流れ① 施工業者を選定する

最初にやるべきことは施工業者の選定です。ポイントはおもに「EV・PHEVの充電設備の施工経験が多いこと」。必要な専門知識はもちろん、十分な実績をもつ業者を選ぶことが重要です。

標準的な工事による設置費用の目安は施工業者のホームページなどで確認できます。ただし、正式な費用見積りは現地調査の後になります。

また、充電時に使い過ぎによるメインブレーカーの動作(停電)が起こらないか、おトクな充電時間帯はいつかなど、電気の契約容量や電気料金プランなどにも詳しい施工業者かどうかも大事なポイントになります。

 

設置工事の流れ② 現地調査に立ち会う

 

施工業者に依頼しても、すぐに設置工事へと移るわけではありません。設置工事の詳細や費用は、依頼者立ち会いのもと、施工業者が設置場所や自宅の環境を現地調査してから決まります

なぜかというと、設置場所を下見し、分電盤から駐車場までの距離や位置関係、充電用コンセントを設置する壁面の材質などを確認しなければ、必要な配線の長さなどを確定できないためです。

 

設置工事の流れ③ 契約して工事に立ち会う

現地調査を終え、工事内容や費用が確定したら正式な見積りを依頼し、その後、契約を結んで設置工事の日時を決めます。設置工事では、おもに「専用ブレーカーの設置」「配線の敷設」「充電用コンセントの設置」を行い、半日程度で作業が終わります。

なお、見積書が届いたら、料金の内訳が明確かどうか、追加費用が発生しないかなどをよく確認することをおすすめします。

気になる点があったら、遠慮せずにその場で施工業者に質問しましょう。実際の施工の様子について以下の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。

 

 

【あわせてチェックしたい】充電設備工事の見積もりを行いたい方へ
▶︎費用負担が少ないEV・PHEVの充電設備工事(TEPCOホームテックのサイト)

 

【制御方式別】自宅で使える3種類の充電設備

ご覧になったとおり、ここまで紹介してきたのは充電用コンセントと呼ばれるタイプの普通充電器です。しかし、普通充電は「車両と通信を行いながら充電を制御する“制御回路(コントロールボックス)”がどこに内蔵されているか」によっていくつかの種類(モード)に分かれています。

この分類で考えると、制御回路を内蔵する車載充電ケーブルを使用する充電用コンセントは「Mode2」という種類に該当します。

 

〈図〉車載充電ケーブル内に制御回路を内蔵するタイプ

 

これに対して、車載充電ケーブルではなく充電器側に制御回路を内蔵するのが「Mode3」という種類の普通充電器です。

 

〈図〉充電器側に制御回路を内蔵するタイプ

 

「Mode3」タイプは充電器に充電ケーブルが付属しています。つまり、充電器とケーブルが最初から接続されているため、車載充電ケーブルをいちいち取り出す手間がかからないという特徴があります。ただし、利便性が高い分だけ製品価格や設置費用は割高です。

さらに、この2種類に加え、EVやPHEVの大容量バッテリーに蓄えられた電気を家庭に戻して活用する「V2H」という設備もあります。V2HはEV・PHEVを使用していない時間帯に電気を有効活用するためのシステムですが、最大6kWの高出力で充電できるため、EV・PHEVの充電時間を短くできるメリットがあります。

そこで、「Mode3」タイプの普通充電器と、EV・PHEVの電気を有効活用できるV2Hの代表的な製品を一つずつ紹介します。

 

「Mode3」タイプの普通充電器の製品例

 

パナソニック「ELSEEV hekia S Mode3」

ELSEEV hekia S Mode3/パナソニック

画像:パナソニック

 

パナソニック「ELSEEV hekia S Mode3(エルシーブ・ヘキア・エス・モードスリー)」3)は、「Mode3」タイプの普通充電器のなかでもっとも一般的といえる製品のひとつです。

充電出力は「3kW」「4.8kW」「6kW」の3種類から選択でき、6kWの満充電までの目安時間は約8時間(バッテリー容量40kWhの場合)。希望小売価格は20万200円〜(税込)となっています(※)

 

※工事費が別途必要です。

 

高出力で充電できる「V2H」タイプの製品例

 

ニチコン「EVパワー・ステーション プレミアムモデル」

画像:ニチコン

 

現在のV2H市場でもっとも一般的となっているモデルがニチコン「EVパワー・ステーション」シリーズの「プレミアムモデル」4)です。希望小売価格は98万7800円(税込)となっています(※)

V2Hは充電設備というより、あくまでEV・PHEVに蓄えた電気を家庭で活用するためのシステムですので、ほかの充電設備に比べるとかなり高価です。しかし、クルマを使用していない時間帯にEV・PHEVに蓄えられた電気を家庭に戻して有効活用できるメリットがあるほか、災害時にはEV・PHEVを非常用電源として役立てることもできます。予算に余裕があるご家庭の場合、V2Hの導入を検討してみるのもひとつの方法でしょう。

 

※工事費が別途必要です。

 

 

 

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自宅の充電設備の設置に補助金は出る?

充電用コンセントは安価に設置することができますが、使い勝手や利便性を考慮すると「価格は少し高いけど、充電ケーブルが付属された設備やV2Hも魅力的に感じる」という人もいるしょう。その場合に気になるのが補助金を利用できるかどうかです。

しかし、残念ながら個人の戸建住宅への充電設備に対して交付される国の補助金は2025年10月時点ではありません。じつはV2Hに対しては、2025年度は国から機器購入費と工事費を合わせて最大65万円が補助されるのですが、申請期間は短く、2025年9月30日で申請受付を終了しているからです5)

今後、補助金が出るかどうかはわかりませんが、いま検討している方は、地方自治体の補助金を確認し、すべて自費負担になるかどうかをチェックしてみましょう。

 

 

 

充電用コンセントの設置は手軽。ただ、他の有力な選択肢があることも知ろう

充電用コンセントは、ほかの充電設備と比べると製品価格を含めた設置費用が安く済むので、これからEV・PHEVに乗る方にとって非常に手軽に感じるはずです。

しかし、EV・PHEVの利用者が自宅で充電を行うための設備の選択肢は、充電用コンセントだけではありません。これまで説明してきたように、充電設備の機能や使い勝手と費用感は比例しています。

特にV2Hは単に充電するだけでなく、EV・PHEVを大容量の蓄電池代わりに使用できるという機能も兼ね備えています。非常災害時の電源としてや、太陽光発電を有効利用する手段としても大きなメリットがあるため、選択肢のひとつとして検討する価値はあるでしょう。

自身にとって、自宅で充電するときに優先順位の高いものは何か、その点をよく考えて、施工業者とも相談しつつ、ほしい機能や設置条件などをじっくり検討したうえで充電設備を選ぶことをおすすめします。

 

【おすすめ情報】V2Hを自宅に導入するなら、電気のプロにおまかせ!

東京電力グループのTEPCOホームテックでは、V2Hの設置工事はもちろん、必要に応じ電気契約容量の変更提案、補助金の申請などもワンストップで行うことができます。

同社では、導入方法も選ぶことができ、一括購入のほか、初期費用0円で導入することができる「エネカリ」というサービスもあります。エネカリでは月額定額支払いにできるため、まとまった費用のお支払いに不安がある場合にはぜひご相談ください。

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※本記事の内容は公開日時点での情報となります

 

この記事の著者
EV DAYS編集部
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