世界各国で電気自動車(EV)普及の動きが加速しています。日本でも近い将来、ガソリン車の新車販売が規制される時代がやってくるかもしれません。そうなると、誰もが気になるのは、やっぱりEVの「コスト」でしょう。EVの充電料金について、ガソリン車のガソリン代と比較しながら、解説していきます。
※この記事は2021年7月20日に公開した内容をアップデートしています。
- 電気自動車の充電料金の目安は?
- 「自宅充電」するには具体的にいくらかかる?
- 「外充電」の料金は、具体的にいくらかかる?
- 【比較】充電料金とガソリン代、どちらが安い?
- 電気自動車の充電料金を安く抑えるポイント
- 電気自動車の充電料金をシミュレーション
- 料金節約のコツは自分に合った充電スタイルの選択
注:本記事で「EV」と表現する場合、おもに「BEV(Battery Electric Vehicle)」を意味しています。PHEVやFCVとは区別していることをご認識ください。
電気自動車の充電料金の目安は?
ひと口にEVの充電料金と言っても、充電には大きく分けて「自宅充電」と「外充電」があり、充電料金の目安が異なります。また、「自宅充電」のメインとなる「普通充電」と、「外充電」のメインとなる「急速充電」という2種類にも分けられます。
使用状況でそれぞれ使い分けが必要となるため、十分に意識しながら、充電の料金目安をそれぞれ確認していきましょう。
〈図〉充電の分類
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「自宅充電」なら満充電まで数百円〜2000円程度
EVを所有するときに基本となる「自宅充電=基礎充電」には、「安価に充電できる」「満充電まで数時間〜十数時間かかる」「充電設備を設置するための初期費用がかかる」といった特徴があります。
自宅に設置するのは急速充電器ではなく普通充電器(もしくはEV充電用コンセント)ですから、一般的にバッテリー残量が少ない状態から満充電までは数時間〜十数時間が必要(3kWの出力で30kWhのバッテリーを充電するには10時間)です。
しかし、「自宅充電」は自宅外の公共充電スポットまで行く必要がなく、「外充電」と比べて安価に充電できる特徴があります。
自宅充電の都度に必要なコストは電気代のみです。EVのバッテリー容量によりますが、1回あたり数百円〜2000円程度の電気代で満充電にすることができます。
ただし、自宅で充電を行うには駐車場などに充電設備を設置する必要があります。と言っても、200VのEV充電用コンセントを設置する方法なら、初期費用は10万円程度が目安(分電盤からコンセントまでの距離など条件によって異なります)と比較的安く抑えられます。
なお、自宅が集合住宅の方も多いと思いますが、最近では駐車場内に充電器を設置しているマンションなどが増えてきました。また、集合住宅への充電設備の設置から運用まで相談に乗ってくれる業者も多くいます。「EVに乗りたいけど住まいがマンションなので充電設備がない」という方は以下の記事を参考にしてください。
「外充電」は数千円の月会費+都度料金が必要
一方、「外充電」は自宅外の公共充電スポットを利用することになり、基本的には数千円程度の月会費を支払って自動車メーカーなどが発行する「充電カード」を所有する必要があります。
また、月会費とは別に充電する際の都度料金が設定されており、普通充電は数円/分、急速充電は数十円/分程度の料金をその都度支払うことになります。
充電カードに加入していない場合でも「ビジター(ゲスト)」として充電スポットを利用することはできますが、その都度個人情報を登録するなど手続きが煩雑なうえ、充電料金は割高になります。
「自宅充電」するには具体的にいくらかかる?
ここでは「自宅充電」にかかる料金目安について、もう少し詳しく見ていきましょう。
「全国家庭電気製品 公正取引協議会」1)は、全国の電気料金の目安単価を「1kWhあたり31円(税込)」と発表しています。
契約内容によりますが、一般的に電気料金プランは従量料金制となっていて、電力使用量が増えるごとに料金が上がる仕組みの場合が多いです。
1kWhあたり31円とした場合、バッテリー容量が40kWhの日産「リーフ」では1240円※で0%から満充電にすることができる計算です。
※電力量料金のみの金額です。基本料金・燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金は加味していません(以下同様)
〈表〉国産EV別の充電料金目安
車種 | バッテリー容量 | 充電料金目安 ※ |
トヨタ「bZ4X」 | 71.4kWh | 2213円 |
スバル「ソルテラ」 | 71.4kWh | 2213円 |
日産「サクラ」 | 20kWh | 620円 |
日産「リーフ」 | 40kWh | 1240円 |
日産「アリア」 | 66kWh | 2046円 |
ホンダ「Honda e」 | 35.5kWh | 1100円 |
マツダ「MX-30 EV MODEL」 | 35.5kWh | 1100円 |
三菱「eKクロス EV」 | 20kWh | 620円 |
※1 0%から満充電する場合
※2 1kWhあたり31円と想定して算出
なお、東京電力エナジーパートナーの場合、EVもしくはPHEV(プラグインハイブリッド車)所有者に対して、特定の条件下で年間最大3600ポイントを付与する「eチェージポイント」というサービスを行っています。このようなサービスも見落とさないようにしつつ、おトクに充電するのがオススメです。
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「外充電」の料金は、具体的にいくらかかる?
続いて、「外充電」の具体的な料金の目安を見ていきましょう。
「外充電」には普通充電と急速充電の2つがあり、長距離ドライブなどの途中で行う「経路充電」では、おもに急速充電器を使用することになります。一方、「外充電」における普通充電は、宿泊先などでの「目的地充電」であることが多く、長時間滞在する場所で行うことになります。
急速充電は素早く充電できますが、自宅充電とは料金体系が異なるほか、以下のような特徴があります。
外充電を行うには原則として「充電カード」が必要
前述のとおり、「外充電」を行うときには、おもに公共の充電スポットを利用することになり、自動車メーカーなどが発行する「充電カード(認証カード)」が必要です。カード会員になるには月会費がかかります。
充電カードは、自動車メーカーが発行しているもののほか、充電インフラネットワークを構築している東京電力グループのe-Mobility Powerが発行しているものなどがあります。
自動車メーカーの充電カードは、基本的にそれぞれのメーカーが販売する車種を所有している人向けとなっています。自動車メーカーが発行する充電カードの場合、新車購入時から一定期間は月会費などが無料となる購入特典が付くケースもあります。ディーラーなどに確認して上手に活用しましょう。
外充電の料金は充電時間に応じてかかる「時間課金制」
自宅充電の場合、一般的に使った電力量に応じて料金が発生する「従量課金制」となっています。しかし、外充電の場合は、充電時間に応じて料金がかかる時間課金制が基本です。ただし、充電カードによっては月会費に一定の充電利用時間が含まれている場合が多いです。なお、一般的に急速充電器の使用は1回あたり30分までとされています。
日産「ZESP3」の場合、月会費550円〜1万1000円
具体的に「外充電」はどれくらいの料金がかかるのでしょうか。一例として日産が発行している充電カード「ZESP3」の料金プラン2)を見てみましょう。
〈表〉ZESP3の基本料金体系(2023年5月時点)
プラン名 | プレミアム10 | プレミアム20 | プレミアム30 | シンプル |
プランに含まれる充電回数※1 | 急速充電10回(100分相当) | 急速充電20回(200分相当) | 急速充電40回(400分相当) | 設定なし |
普通充電無制限 | 普通充電無制限 | 普通充電無制限 | ||
月額基本料金※2 | 4400円(2750円) | 6600円(4950円) | 1万1000円(9350円) | 550円 |
充電料金※3(急速充電器) | 385円/10分 | 330円/10分 | 275円/10分 | 550円/10分 |
充電料金(普通充電器) | どれだけ使っても0円 | 1.65円/分※4 |
※1 充電時間は10分/回。使わなかった回数は翌月に繰り越し可
※2 「3年定期契約」への新規申込受付は2023年5月31日をもって終了
※3 プランに含まれる充電回数以上に使用する場合
※4 小数点以下の取り扱いによって実際の請求金額とは異なる場合があります
2023年5月現在、「ZESP3」の料金プランには、大きく分けて3種類のプレミアムプランと都度課金制のシンプルプランの4つがあります。
3種類のプレミアムプランの場合、基本料金に10〜40回(10分/回)までの急速充電料金が含まれ、それ以上の回数を使うと使用時間に応じて追加の充電料金を支払うシステムとなっています。普通充電はどれだけ使っても無料です。
都度課金制のシンプルプランの場合、基本料金に急速充電・普通充電の料金は含まれません。使用時間に応じて充電料金を支払うシステムとなっています。
なお、「ZESP3」は2023年9月1日よりサービス内容が改定され、プラン名や充電料金などが変更になります。また、3年定期契約への新規加入は5月末をもって終了しました。
〈表〉ZESP3の基本料金体系(2023年9月1日以降)3)
プラン名 | プレミアム100 | プレミアム200 | プレミアム400 | シンプル |
プランに含まれる充電分数※1 | 急速充電100分 | 急速充電200分 | 急速充電400分 | 設定なし(すべて従量課金) |
普通充電600分 | 普通充電600分 | 普通充電600分 | ||
月額基本料金 | 4400円 | 6600円 | 1万1000円 | 1100円 |
充電料金※2(急速充電器) | 44円/分 | 38.5円/分 | 33円/分 | 99円/分 |
充電料金※2(普通充電器) | 3.3円/分 |
※1 急速充電の未使用分は翌月まで繰り越し可。普通充電は繰り越し不可。
※2 プランに含まれる充電分数以上に使用する場合
これはあくまでも日産の「ZESP3」の場合ですが、月額基本料金は現状550円〜1万1000円とかなりの幅がありますので、どのようにEVを利用するのかなど、外充電の利用頻度を考えてプランを選ぶといいでしょう。
なお、前述のように、充電カードに加入せず外充電を利用する場合、手間がかかるうえに料金も割高になります。充電カード非加入による外充電の利用はレアケースと考えたほうがいいでしょう。
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【比較】充電料金とガソリン代、どちらが安い?
それでは、EVの充電料金とガソリン車の燃料代はどちらが安いのでしょうか。結論からお伝えすると、同等の性能のガソリン車と比較した場合、EVの走行コストはかなり低いと言えます。
EVとガソリン車の走行距離1万kmのコスト差は?
イメージしやすいように、1万kmを走行した場合のガソリン車とEVとの走行エネルギーコストを比べてみましょう。現在市場に出ているEVの情報をもとに、条件は次のとおりとします。
〈図〉(比較条件)ガソリン車とEVの走行距離性能
それぞれの走行距離の性能については、世界的な燃費テスト方法をもとに国土交通省が定める「WLTCモード」にて概算しています。ここで示されている「km/L」とは、ガソリン車が1Lの燃料で走れる走行距離のことです。一方、「km/kWh」とはEVが1kWhの電力量で走れる走行距離を示しています。
なお、比較するガソリン代と電気代(自宅充電の場合)の価格は、資源エネルギー庁が発表している「給油所小売価格調査」と、「全国家庭電気製品 公正取引協議会」の発表より下記のように定め、「自宅充電」のみを行うことを条件とします1、4)。
〈図〉(比較条件)ガソリン代と電気代の単価設定
これらの条件で1万km走行したときの、それぞれの走行コストは次のとおりです。
〈図〉1万kmを走行した場合のコストの比較
ご覧のように、結果はガソリン車の走行コストが10万9890円、EVの走行コストが5万1646円となりました。両者の走行エネルギーコストを比較すると、じつに2倍以上の差となったわけです。
10年間走ったときのコスト差は?
仮に同じ車種のEVとガソリン車をそれぞれ10年間乗り続けた場合、両者の走行コストの差額は58万円以上になります。これを見ても、いかにEVの走行コストの効率がいいかがわかります。
〈図〉年間1万km×10年間走ったときのコスト比較
参考資料
4)経済産業省 資源エネルギー庁「石油製品価格調査」
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電気自動車の充電料金を安く抑えるポイント
ここまで見てきて、ガソリン車と比較すると、「自宅充電」を行った場合のEVの走行コストがいかに低いかよくわかっていただけたのではないでしょうか。
もっとも、上述で紹介したのは「自宅充電」における一例にすぎませんし、「外充電」を利用するための充電カードを契約すれば、それなりに費用がかかるようになるのは否めません。
そこで、充電にかかるコストを上手に抑えるコツを3つ紹介しましょう。
ポイント①「自宅充電」料金を安く抑える
「自宅充電」を上手に利用することは、走行コストを低く抑えるポイントのひとつですが、さらに安く抑えるためには「電気料金プランを吟味する」というポイントが挙げられます。
電気料金は、料金プランや充電の時間帯などによって料金単価が変わります。上記の試算では1kWhあたり31円として計算しましたが、自宅の電気料金プランを吟味し、プランに合わせた充電習慣をつけることを意識すれば、もっと充電コストを安くできます。
たとえば、東京電力エナジーパートナーのオール電化住宅向け料金プランである「スマートライフ」プランにご加入の場合、深夜帯(深夜1時~早朝6時)の使用電力量料金単価が1kWhあたり27.86円と昼間に比べると割安になっています。
料金プランの吟味はもちろんのこと、その料金プランに合わせてEVのタイマー充電機能を活用するなど賢く充電を行うことが、大きく充電料金を下げるコツとなります。
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ポイント②自分に合った充電カードを選ぶ
前述のように、「外充電」のコストは用途も異なるため「自宅充電」よりも割高な傾向になります。というのも、基本的に「外充電」は目的地に行く途中の補給ですから、短時間での急速充電がメインとなります。急速充電器は機器そのものが高価で、設置するための費用や維持コストもそれなりにかかるためです。
充電コストを安く抑えるには、充電カードのプランを見極め、自分に合ったものを選ぶ必要があります。たとえば、日産のZESP3のプランでは、プレミアムプランとシンプルプランで、月額基本料金が大きく異なります(プレミアム10は4400円、シンプルは550円)。
プレミアムプランには基本料金に充電の無料分が含まれており、シンプルプランには含まれていません。急速充電の利用機会が少ない人であれば、シンプルプランに加入しておき、どうしても外出先で充電する必要があるというときだけ利用する、という使い方でもいいでしょう。
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ポイント③EV特有の「エコドライブ」を意識する
充電料金を安く抑えるために、もうひとつ忘れてはいけないのが「車の走らせ方」、いわゆるエコドライブです。EVはガソリン車以上に走らせ方によって燃費(電費)が変わります。急加速はなるべく控えてください。また、エアコン(特に暖房)の影響が大きいことも覚えておくとよいでしょう。
エコドライブのコツはガソリン車とそれほど違いません。もっとも重要なのは、極端なアクセルワークを避けること。速度変化が少なく穏やかな運転を心掛けるのが、燃費(電費)にやさしい走り方です。
思った以上に電気を使ってしまうのがエアコンです。外気との温度差が大きい冬の暖房はより消費電力が大きくなり、エアコンのオン・オフでメーターパネルに表示される航続可能距離が大きく変わってしまうことがあるほどです。設定温度を抑えたり、多くの車種に装備されているシートヒーター(エアコンに比べて消費電力が小さい)を活用したりするなど、EVならではの工夫をすることも大切です。
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電気自動車の充電料金をシミュレーション
はたして、自分がEVを購入したら、どのくらいの電気代がかかるのか。わかりやすく理解するために、EVの充電にかかる月々の充電料金をケース別にシミュレーションしてみましょう。
想定するEVの走行性能・電気代の単価は、冒頭の試算と同様、下記の通りです。急速充電器の利用料金は、日産の「ZESP3」のプレミアム20のプランに加入した場合を例とします。
〈図〉EVの走行性能・電気代単価
(CASE1)通勤&レジャー利用型:Aさん
EVの利用頻度 | 週6日 |
利用方法1 | 通勤(片道10km、週5日) |
利用方法2 | レジャー(片道50km/回) |
1週間の走行距離 | 200km |
充電方法 | 自宅充電(普通充電) |
AさんはEVを週6日使い、おもに片道10kmの通勤、休日の買い物やレジャー(100km)に利用しています。1週間の走行距離は200km(月800km)、充電方法は自宅での普通充電のみです。
〈表〉充電料金
1週間の使用電力量 | 33.3kWh (200km÷6.0km/kWh) |
1週間の充電料金 | 1032円 33.3kWh×31円/kWh |
1カ月の充電料金 | 4128円 (1032円×4週) |
ガソリン車で同様のパターンで算出するとガソリン代は8776円です(前出と同様に計算)。その差額は月4648円で、年間では5万5776円の差になります。
(CASE2)休日のロングドライブ型:Bさん
EVの利用頻度 | 週1日 |
利用方法 | ロングドライブ(片道200km) |
1週間の走行距離 | 400km |
充電方法 | 自宅充電(普通充電)+外充電(急速充電) |
Bさんは休日のドライブにEVを利用し、1週間の走行距離は400km(月1600km)、充電方法は自宅での充電と出先での急速充電(2回)です。
〈表〉充電料金
1週間の使用電力量 | 66.6kWh (400km÷6.0km/kWh) |
1週間の充電料金 | 620円 (自宅充電:20kWh×31円/kWh=620円、 外充電:30分×2回〈外充電の料金は以下に記載〉) |
1カ月の充電料金 | 1万400円 (自宅充電:620円×4週、 外充電:月額基本6600円+急速充電1320円〈追加分40分相当〉) |
急速充電を週60分行い、自宅で週20kWh充電する設定で計算しました。自宅充電での電気料金は月2480円、充電カードの月額基本料金は6600円、プランの無料分を超えた40分相当の急速充電料金が1320円ですから、総計では1万400円となります。
ガソリン車で同様のパターンで算出するとガソリン代は月1万7556円です(前出と同様に計算)。差額は月で7156円、年間で8万5872円となります。
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料金節約のコツは自分に合った充電スタイルの選択
全国を通じてほぼ一律の価格で販売されるガソリン代と異なり、電気代は料金プランや時間帯によって大きく価格が変わります。また、外充電であっても、普通充電と急速充電でかかる金額は違います。
最も大切なのは、自宅充電を上手に活用するのを前提としながら、スマホのプランを選択するようにいろいろなサービスを比較し、自分に合った電気料金プランを選ぶことです。また、急速充電をどのように使うかを工夫することも必要でしょう。そういった意味では、EVはガソリン車とは異なる「賢く使うためのノウハウ」が必要といえます。
しかし、賢く使えばEVはガソリン車より走行コストを抑えられることは間違いありません。ぜひ、自身に合った上手なEVの運用方法を探してみてください。
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※各電力量料金には、別途燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金がかかります。
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