【2023年版】太陽光発電のメリット・デメリットを初心者向けにわかりやすく解説!

太陽光発電メリット・デメリット

2025年4月から東京都では設置義務化が予定されるなど、脱炭素社会の実現に向けて「太陽光発電」が注目されています。今後も太陽光発電は増え続けていくと予想されます。ただ、ユーザーとして気になるのは、太陽光発電を自宅に設置することによって「暮らしがどう変わるのか」という点です。そこで、太陽光発電を導入するメリットとデメリットについて解説します。

※この記事は2023年1月30日に公開した内容をアップデートしています。

 

太陽光発電のメリットとデメリットを理解しよう

太陽光発電は、ソーラーパネルに当たった太陽光の光エネルギーを直接電気に変換するので燃料が必要ありません。太陽光という無尽蔵でお金のかからないエネルギーから電力を生み出すため、環境にやさしいのはもちろんのこと、光熱費も削減できます。また、万が一の停電時の安心など、ほかにも多様なメリットがあります。

だからこそ、導入が進んでいるといえるでしょう。

ただし、太陽光発電を導入するにはある程度の費用がかかり、安心して使うためには設備点検などのメンテナンスも必要です。設置後に後悔することがないように、あらかじめメリットとデメリットの両方について理解し、納得しておくことが大切です。

本記事では、自宅に太陽光発電を導入することによるメリット・デメリットについてわかりやすく解説していきます。

※メリット・デメリットにはさまざまな見方があります。EV DAYS編集部として考えるものを記載しておりますのでご了承ください。

 

太陽光発電の仕組みを基本から知りたい人はこちら
▶【図解つき】太陽光発電の仕組みを初心者向けにわかりやすく解説!

 

 

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太陽光発電を自宅に設置する4つのメリット

メリット表

 

住宅用の太陽光発電を導入する場合、ソーラーパネルだけでなくパワーコンディショナーや架台など、運転に必要な機器類から構成される「太陽光発電システム」を戸建住宅に設置します。一部、マンションの屋上などに設置している物件もありますが、ここでは、戸建住宅へ設置した際を念頭に置いて解説していきます。

 

メリット①自家消費で電気代が5万円以上おトクになることも

太陽光発電メリット

 

自家消費」とは、発電した電気を自宅で使用することです。住宅用の太陽光発電では、発電した電気を「自家消費」して、余ったら電力会社に「売電」し収入を得ることができます。

環境省のデータ1)を参照すると、5kWの太陽光発電を導入している住宅が年間で発電できる電力量は、全国平均で6075kWhになります。また、経済産業省のデータ2)によると、そのうち31.2%(※平均的な自家消費率)が自家消費に回されていて、1年間に自家消費する電力量は約1895kWhとなります。

これは、電気代で考えると5万8745円相当です。あくまでも一例ですが、試算上、太陽光発電を導入した平均的な戸建住宅では1年あたり5万8745円相当の電気代を節約できることになるのです。

節約できる電気代

※令和4年7月22日改定「全国家庭電気製品公正取引協議会」公表の税込目安単価3)

 

ただし、上記は調査データ等から導き出した平均値の試算です。実際にいくらおトクになるのかは、電気料金プランや電気の使い方、設置する太陽光発電の容量、種類、設置場所などによっても変わります。それぞれの家庭における効果については、太陽光発電の設置業者に相談するなどしてシミュレーションしましょう。昨今は電気代が高騰しているため、太陽光発電の自家消費メリットはさらに大きくなることでしょう。

 

 

 

メリット②売電収入を得ることができる

売電収入とは、発電して余った電気を電力会社に売ることで得られる収入です。

基本的に、電気は性質上簡単に貯めておくことができません。そのため、太陽光発電設備だけでは「昼間に太陽光発電で発電した電気を貯めておいて夜に使う」ということはできないのです。住宅の太陽光発電でつくられた電気も、自家消費した後で余りが出たときは、その「余剰電力」を電力会社に買い取ってもらうことになります。

なお、この買い取りの仕組みは「FIT制度(固定価格買取制度)」という名称で、太陽光発電導入時に電力会社と系統連系の契約をしたり、国の認定等の手続きをしたりすることで利用できます。

売電の価格は、住宅用(容量10kW未満)の太陽光発電の場合、1kWhあたり16円(2023年度)です4)。設置から10年間は固定価格での買い取りが保証されます。

 

 

 

メリット③停電しても電気が使えるので安心

istock画像 太陽光発電メリット 停電

画像:iStock.com/jacoblund

 

災害などで万が一停電した場合、エアコンや冷蔵庫、照明など日々の生活に必要な多くの機器が使えなくなります。もちろんスマートフォンを充電することもできません。その点、太陽光発電を導入しておけば、設備に異常がなく発電している昼間は、停電時にも電気を使うことができますから安心です。

ただし、電気を無制限に利用できるわけではありません。東京電力グループの試算によると、一般家庭の平均モデルの電力使用量は1日あたり約8.7kWhです5)。一方、一般家庭が設置する太陽光発電で使われるソーラーパネルの多くは、出力が3〜5kW程度ですから、1日の発電量の目安は約8.2〜13.7kWhだと考えることができます6)。定置型蓄電池を併用すればある程度の余力はあるでしょうが、停電時には節約をしたほうが無難でしょう。また、電力量だけでなく、一度に同時に使用できる「出力(kW)」にも制限がかかりますので注意が必要です。

太陽光発電によっては、停電時に切り替え操作が必要なものと自動的に切り替わるものがありますから、あらかじめ確認が必要です。太陽光発電を導入したら、もしものときのために取扱説明書を確認し、切り替え操作の方法や使用できる電化製品をあらかじめ把握しておきましょう。また、掃除機などの電化製品を買い替えるときには、太陽光発電と相性のよい充電式を検討対象に入れるといった工夫をするのもおすすめです。

 

 

 

メリット④二酸化炭素の排出がなく環境にやさしい

境にやさしい

画像:iStock.com/marchmeena29

 

太陽光発電は太陽光を電気に変換するシステムですから、発電時に二酸化炭素を排出することがありません。そのすぐれた環境性も太陽光発電の大きなメリットです。

日本のエネルギー源は、その多くが海外から輸入される化石燃料です。電気についても、73.1%が化石燃料を燃やすことで発電する「火力発電」で作られています(2020年発電電力量ベース)7)。火力発電を行うと、燃焼の過程で二酸化炭素が排出されます。

そこで、国や電力会社は、2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの拡大などの取り組みを進めているのです。一方で、電気を利用する側の取り組みも大切です。家の断熱性能を高めたり、省エネ性能の高い電化製品へ買い替えたりすることで、電気の使用量を減らすことができるでしょう。

加えて、二酸化炭素を排出しない太陽光発電を自宅に設置して自ら使用する電気をまかない、余った分は蓄電池に貯めたりすれば、よりエコロジーな暮らしにつながります

 

 

 

太陽光発電を自宅に設置する4つのデメリット

デメリット

 

さまざまなメリットがある太陽光発電ですが、その反面、デメリットや導入する際に注意すべき点もあります。太陽光発電の4つのデメリットについて、解決策とあわせて解説します。

 

デメリット①設置コストが約78万〜131万円かかる

電卓を打つ様子

画像:iStock.com/AtstockProductions

 

経済産業省のデータ8)によると、2022年に設置された新築住宅の太陽光発電設備の設置費用は、1kWあたり平均26.1万円とされています。一般的に、住宅の屋根には3~5kWの容量のソーラーパネルが搭載されることが多く、計算上では約78万~131万円が太陽光発電設備の導入費用の目安だと考えることができるでしょう。

もちろん、これは目安であり、購入するメーカーや住宅の条件によって費用は異なります。また、行政の補助金が活用できる場合は、その分コストを下げられます。さらに、太陽光発電の設置費用は下降傾向にあるため、以前よりは手が届きやすい価格になっているといえるでしょう。

太陽光発電の導入には確かに大きなお金がかかります。しかし、最近は各種サービスの拡大により、初期費用を抑えて導入できるようになっています。

 

 

初期費用0円で太陽光発電を始められる「エネカリ/エネカリプラス」

東京電力グループが提供している「エネカリ/エネカリプラス」は、太陽光発電システムをはじめ、蓄電池やおひさまエコキュートなどを初期費用0円で導入することができるサービスです。しかもメンテナンスや保証もついているので維持コストを含めて将来の家計を計画的に設計することができます。

エネカリ/エネカリプラス」について詳しく知りたい方は以下のサイトをご覧ください。

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※エネカリプラスは別途足場代等の費用がかかる場合があります。

 

 

デメリット②メンテナンス(作業・部品交換など)が必要

太陽光発電 メンテナンス

 

太陽光発電は一度設置すれば「発電性能はずっと変わらない」「部品交換や点検もいらない」というものではありません。計画的なメンテナンス(定期点検作業・部品交換など)が必要です。

ただし、太陽光発電の主な機器であるソーラーパネルは、メーカーの性能保証期間を見る限り、おおよそ20~25年間は利用できると考えられます。一方、パワーコンディショナーはソーラーパネルより短い15年程度で交換が必要と考えておいた方がよいでしょう。

メンテナンスについては、作業内容により取扱説明書を見ながら設置者自身で実施可能なものと、電気工事に関わる場合など有資格者・専門業者に依頼すべきものがあります。設置する際に、メンテナンスも含めたアフターサービスについて設置業者に確認するとよいでしょう。設置者自身も、導入後は日ごろから発電状況を確認し、年1回程度の設備点検の実施をおすすめします。

 

デメリット③発電量が天候や季節に左右される

istock画像 太陽光発電デメリット

画像:iStock.com/Julia_Sudnitskaya

 

太陽光発電は、太陽光の光エネルギーを電気に変換して発電するわけですから、当然、その発電量は天候や季節に影響されます。曇りや雨天だと発電量が低下しますし、夜間は発電できません。また、冬は日照時間が短いので発電量が下がる傾向にあります。

太陽光発電を導入したからと電化製品を増やしたり、安定的な売電収入を期待していたりする場合、天候や季節などによっては想定通りの効果が得られない可能性があるので注意しましょう。

 

 

デメリット④屋根の構造や場所によっては設置できない

太陽光発電がのった屋根

画像:iStock.com/Eloi_Omella

 

太陽光発電を行うためにはソーラーパネルの設置が必要で、多くの場合、住宅用の太陽光発電は屋根の上に設置します。新築時であればあらかじめソーラーパネルの設置を想定して住宅設計ができますが、既設の住宅の場合、住宅の築年数や構造、屋根の材質や向きなどによって設置できない可能性があります。

具体的には、「構造的に荷重に耐えられない」「設置スペースが取れない」という点が挙げられます。また、「日が当たらない場所しかない」「そもそも、屋根に日が当たらない」という理由で、発電量との兼ね合いで設置するメリットがないケースも見受けられます。

なお、東京にお住まいの場合、「真南向き」「約30度の傾斜」でソーラーパネルを設置すると発電量が最大になると期待できます。設置するのに最適な場所や太陽光発電の変換効率について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

 

 

太陽光発電のデメリットを解消する方法は?

太陽光発電のデメリットのうち、設置場所の問題については、どうしても解決できない物件が存在しています。経験・知識ともに豊富で信頼できる施工業者による現地調査を行った結果、「屋根の構造などが原因で、どのメーカーでも物理的に設置できない」となれば、設置は不可能です。屋根も含めたリフォームのタイミングがあれば、その際に改めて検討するとよいでしょう。

一方で、導入費用の問題や日照時間の問題などのデメリットについては解消(リスク緩和)する方法があります。そのうち、太陽光発電を導入する際の「設置コストの問題」「費用対効果の問題」「技術的な問題」を解消するための方法を紹介しましょう。

 

①【設置コストの問題】リース・PPAを利用して初期費用をゼロにする

太陽光発電を導入するには高額な設置コストを負担しなければならないと思いがちですが、リースやPPAを利用することもできます。

ただし、リース契約をする場合は、基本的に契約は長期間にわたり、途中で解約することができない点に注意が必要です。光熱費削減や売電で得られるメリットと、支払うリース料金を考えあわせて、長期的に問題なく続けられるかどうか、事前に検討しましょう。

一方、PPAとは「Power Purchase Agreement」の略で、日本語に訳すと「電力販売契約」という意味になります。原則、初期費用ゼロ円で太陽光発電を導入できる方法で、PPA事業者と呼ばれる企業が、住宅の屋根などに太陽光発電設備を無料で設置します。

〈図〉PPAモデルの仕組み

モデルの仕組み

 

そこで発電された電気は、屋根を提供している住宅に無料で提供または販売されるという仕組みです。そのため、ユーザーは太陽光発電の初期費用を支払う必要がなく、毎月の電気代のように定額のサービス利用料を支払うだけで自宅に太陽光発電を導入することができます。

 

 

初期費用0円で太陽光発電を始められる「エネカリ/エネカリプラス」

東京電力グループが提供している「エネカリ/エネカリプラス」は、太陽光発電システムをはじめ、蓄電池やおひさまエコキュートなどを初期費用0円で導入することができるサービスです。しかもメンテナンスや保証もついているので維持コストを含めて将来の家計を計画的に設計することができます。

エネカリ/エネカリプラス」について詳しく知りたい方は以下のサイトをご覧ください。

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※エネカリプラスは別途足場代等の費用がかかる場合があります。

 

②【設置コストの問題】国や自治体の補助金等を利用する

補助金利用

画像:iStock.com/William_Potter

 

行政でも再生可能エネルギーの普及拡大を推進しているため、太陽光発電の設置について補助金等の支援制度を利用できる可能性があります。まずは施工業者への相談や行政への問い合わせ、インターネットでの検索などで確認してみましょう。

また、初期費用が基本無料になる前述のリースやPPAを利用して自宅に太陽光発電を導入した場合も、設置者が恩恵を受けることのできる補助金があります。詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

 

 

③【費用対効果の問題】天候による経済的なリスクを把握しておく

街を歩く人たち

画像:iStock.com/OrbonAlija

 

気象庁のデータ9)で2013年から2022年までの10年間における東京の年間日照時間を見ると、最低は2016年の約1841時間、最高は2013年の約2131時間と約1.15倍の差があります。

このデータから、そもそも年間の太陽光発電の収支について、15%程度の変動は想定しておくべきということがわかります。太陽光発電で浮いた光熱費や、売電で得られた収益をマネープランに組み込む際は、ある程度の変動があることを踏まえておきましょう。

太陽光発電を設置すると、毎日の電気使用量や発電実績・売電実績をモニターやWebサイト等で確認できます。天気予報などを参考に、差し支えのない範囲で電気の使用量をコントロールして電気代を抑えることも検討してみましょう。

 

 

④【技術的な問題】信頼できる太陽光発電設置業者を選ぶ

握手

画像:iStock.com/kazumaseki

 

太陽光発電を導入するうえで、もっとも大切なのは、信頼できる設置業者選びです。電気工事士などの必要資格やメーカー認定の有無、施工実績、会社のホームページの内容、行政指導の対象になったことはないかといった点についてチェックしてみましょう。

また、すべて業者任せにしないことも大切です。インターネットなどで情報収集をしつつ、設置業者の現地調査結果、作業内容、見積もり、発電シミュレーション、補助金情報などの説明を納得のいくまでしっかり確認し、不明点をなくしましょう。

コスト面やメンテナンスのこと、屋根のことなど、不安なことや本記事で紹介したポイントなどについてしっかり確認を行い、自分の家の場合のメリットとデメリット、将来起こり得る問題などを理解した上で検討してください。

 

【利用者の声】太陽光発電を導入してみてどうだった?

太陽光発電導入のイメージ

画像:iStock.com/jittawit.21

 

ここまで太陽光発電のメリット・デメリットを紹介してきましたが、実際に導入している利用者は太陽光発電を使ってみてどうだったのでしょうか。リアルな利用者の声を紹介します。

 

利用者Aさん「自家消費で昼間の電気代が安くなった」

「昼間は電気代がもっとも高くなるのですが、太陽光発電があれば、この時間帯の電気を電力会社から購入せずに、自家発電で間に合わせることができます」と話すのは、静岡県に住む50代の男性です。太陽光発電は2011年に導入したといいます。

さらに、この男性は日産「リーフ」を所有するEV(電気自動車)ユーザーでもあるため、家で使わなかった電気を使ってEVを充電することで、さらに電気代の節約につながるそうです。

 

利用者Bさん「停電時に普段どおり電気を使えた」

「太陽光発電と蓄電池を設置してから、大規模な停電を経験しました」と話すのは神奈川県に住む40代の男性です。停電してから復旧するまでの時間は地域によってスピードが違いますが、仮に1日であってもまったく電気が使えないと非常に不便です。

しかし、この男性は「信号も街灯も消えて真っ暗な中、昼間に太陽光発電でつくった電気を蓄電池に貯めておいたおかげで、我が家だけは普段通りの生活を送ることができた」といいます。

 

利用者Cさん「導入して節電意識がより高まった」

一方、「節電意識が高まった」と話すのは神奈川県に住む30代の男性です。太陽光発電では、発電量や売電量、使用電力量などがモニター画面やスマホアプリで“見える化”されます。どれだけ電気を使っているかリアルタイムにわかるので、この男性は「家族で『掃除機やテレビには何kW使っているのだろう?』と実験した」とか。こうした点も太陽光発電の導入による思わぬ利点といえるでしょう。

 

 

太陽光発電のメリットを最大限に引き出すには?

太陽光発電と一緒に、蓄電池やヒートポンプ式給湯器など親和性の高い設備を取り入れることによって、そのメリットをさらに引き出すことができます。以下で2つの設備を詳しく説明します。

 

①蓄電池を導入して太陽光発電の自家消費を増やす

蓄電池

 

「蓄電池」はその名のとおり、電気を貯めておくための設備です。先ほど「太陽光発電で発電した電気は貯めておけないので余りを売電する」と説明しましたが、蓄電池を併用すれば、売電する分を減らし、その分自家消費を増やすことが可能です。

昼間、太陽光発電で発電した電気のうち、使わなかった分を蓄電池に蓄えておき、発電のできない夜間や雨天時などに利用すれば、電力会社から購入する電気の量を減らすことができるでしょう。昨今電気代が高騰していることもあり、売電するよりも自家消費するほうが経済的なメリットが大きくなっています。

また、前述の利用者の声にもあったように、蓄電池に蓄えた電気は災害による停電時に利用することもできますから、太陽光発電設備とセットで設置することで、より充実した災害対策にもつながります。

蓄電池にはそれ以外にもさまざまなメリットがあり、以下の記事で詳しく解説しています。

 

 

②おひさまエコキュートを導入して光熱費全体を安くする

エコキュートとは、空気の熱でお湯を沸かすヒートポンプ式給湯器のことで、ガス給湯器などに比べ非常に効率が良いのが特徴です。一般的には夜間の電力を利用しますが、太陽光で発電した電気を使って昼間にお湯をつくる新しいエコキュート「おひさまエコキュート」が登場しました。省エネ性をさらに向上させ、自家消費を増やす太陽光発電ととても相性のよい給湯器です。

「おひさまエコキュート」のメリットや仕組みなどについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

 

 

まずは信頼できる設置業者への相談から

太陽光発電にもメリットとデメリットがありますから、自分のライフスタイルや価値観などに合わせて、よりメリットが大きい選択をすることが大切です。「自分にとってどうなのか」を重視して検討しましょう。検討材料を入手するためにも、まずは信頼できる設置業者に問い合わせることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

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この記事の著者
EV DAYS編集部
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