電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の充電は、大きく分けて「基礎充電」「経路充電」「目的地充電」の3つに分類されます。このうち目的地に滞在中の駐車時間を利用して、到着までに使用した電気を充電することを「目的地充電」といいます。ホテルや旅館などの宿泊施設、アウトレットやショッピングモールなどの商業施設、テーマパークやゴルフ場などのレジャー施設に設置された普通充電器で行うのが一般的です。
EVはガソリン車に比べるとエネルギー補給に時間がかかりますが、その一方で、充電時間と「何か」を組み合わせれば時間を効率的に使うことができます。たとえば、休日に家族と車で出かけ、ショッピングモールで買い物を楽しむようなときは、その時間を利用して車を充電するといった効率的な運用が可能です。ただし、そうした施設では充電器の数が限られているので、充電完了後は次の利用者のために車を移動させるのがマナーです。