快適さと省コストを両立。太陽光で実現したサステナブルな住まい

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〈連載「新電化生活、はじめました」第6回〉都内の高台にある田中さんのお宅では、太陽光発電と昼間にお湯を沸かす高効率給湯機「おひさまエコキュート」を設置しています。そのおかげで快適な暮らしを実現しつつも、コストは気にしなくてよい生活を送っているそうです。快適さと省コストを両立できたご経験を伺いました。

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インタビューに答えてくれたのは、田中翔太さん(30歳・仮名)

お話を伺ったのは、東京都にお住まいの田中翔太さん。奥さまと笑顔がかわいい娘さんも一緒に、白を基調とした素敵なリビングで迎えていただきました。

 

家族

 

家族構成 ご夫婦+お子さん1人
導入方法 新築時に導入
導入した設備 ・太陽光発電(3.3kW)
・おひさまエコキュート(購入)
導入時期 2023年9月

※太陽光発電は東京電力エナジーパートナーのサービス「エネカリプラス」を利用。「おひさまエコキュート」は別途購入

 

理想の暮らしを実現したい…。改めてわかった太陽光発電のコストメリット

家族

 

田中さん夫婦が家を建てられたのは2023年6月。住宅設備には当初からこだわろうと決めていたそうです。

「我が家は小さい子どもがいますし、自分は暑がり・妻は寒がりなので、安全性と快適性を考えるとエアコンは欠かせない存在でした。ただ、前住んでいたマンションでは光熱費がかなりかかっていたんです。エアコンと電気ヒーターだけなのですが、冬場だと月に電気料金が2万4000円、ガス代が1万円で合計3万4000円…ちょっと厳しいですよね。

それでも、戸建てでは快適さを求めて、全館空調が欲しかった。そこで快適さを追求しながらも光熱費のコストを抑える方法はないかを考えていました」

快適さと省コストを追求したかったという田中さん。理想の住まいを追いかけるなかで、「日中分の電気代を浮かせるために太陽光発電は必要」という結論に至ったといいます。ただ、詳しく調べるまでは、太陽光発電への不安もあったといいます。

「売電価格が下がっていると聞いていましたし、あまりコストメリットはないと思っていたんです。けれど、工務店さんから話を聞いていくと、そんなこともなさそうだぞ! と感じました。東京電力エナジーパートナーさんの『エネカリプラス』※1を紹介してもらい、シミュレーションをしてもらったのですが、売電に頼らなくてもコストメリットは十分出ることが理解できました」

 

※1「エネカリプラス」は東京電力エナジーパートナーのPPAサービス。月額利用料金で太陽光発電等の電化機器を初期費用ゼロ※2円で設置できる。なお、10〜15年の契約期間が過ぎると、対象の機器を譲り受けることができる。
※2 別途足場代等の費用がかかる場合がある。

 

光熱費は同程度、でも快適さは格別。ワンランク上の暮らしを実現

家族

 

実際に太陽光発電を使ってみて、光熱費はどのくらいになりましたか?

「9月は残暑が厳しかったのですが、電気代は月1万2000〜3000円程度、これに『エネカリプラス』の月額利用料金を加えた、約1万8000円が光熱費の合計ですね」

これはマンション時代と比較して、同じくらいのコスト感だといいます。

「この時期は25度設定で24時間全館空調をつけっぱなし。洗濯機や給湯機もフル回転させていました。さらに今の家では食洗機をビルトインで設置したり、サブの冷凍庫を入れたりして、電気はそれなりに使っているはずなんです。玄関に入ったときから、家中どこにいても涼しいという快適さは格別ですし、これくらいの電気代で済んでいるのはうれしいですね」

ちなみに、今の暮らしになってから、行動に変化はありましたか?

「以前は、夜間電力が安い電気料金プランだったので、夜に乾燥機付きの洗濯機を回していました。でも、今はなるべく電気料金がかからないように、太陽光発電が動いている時間帯に回すようになりました。あと、私は電気をつけっぱなしにするタイプだったのですが、こまめに消すようになりましたね」

奥さま曰く「最近は私のつけっぱなしの方が目立つようになったほど(笑)」とのこと。エコという感覚はあまりないそうですが、自然と無駄な電気は使わないようにするという意識も生まれたようです。また、暮らし面でもうれしい変化があったといいます。

「日中の余っている電気を使って、布団を洗濯するようになりました。埃などはあまり気にしないタイプで、以前は自分では一切洗わなかったのですが(笑) 家の中のものの清潔さが保たれているので、気持ちいいですよね」

 

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サービスの決め手は総合力。専用電気料金プランで「使っても安心」

操作の様子

 

ちなみに、田中さんは「エネカリプラス」を利用して太陽光発電を導入されましたが、購入方法はほかにもあります。「エネカリプラス」を選択した決め手は何だったのでしょうか?

「太陽光発電の導入を検討し始めてから、一括購入も含めて、ほかの事業者さんの情報も集めました。結果としては、初期費用ゼロ円ということと、最終的にはトータルでのコストメリットが『エネカリプラス』が一番大きいと思って決めました」

田中さんのお宅は太陽光発電のほか、太陽が出ている昼間に稼働させる給湯機「おひさまエコキュート」も設置しています。この2つの機器を取り入れている方は、東京電力エナジーパートナーの専用電気料金プラン「くらし上手」を契約できます。

「『くらし上手』は太陽光発電を設置して、昼間に『おひさまエコキュート』を使うことを前提とした料金プラン。昼間に多く電気を使う暮らしを前提として設計されているので安心して使うことができます。オール電化向けの料金プランだと深夜帯は安いのですが、逆に昼間が高くなってしまいます。『くらし上手』なら時間帯に関係なくいつ使っても料金単価は同じなので、雨天時など太陽光で発電できない日でも安心して電気を使うことができます」

 

太陽光発電の導入は、設計段階から考えるのがベスト

家族

 

最後に、太陽光発電の導入を検討している方に向けて、田中さんからアドバイスをいただきました。

「うちの場合、建築基準法の問題で制限があり、目一杯太陽光発電を載せても3.3kWでした。3階をなくせば5kWまでは載せられたのですが、やはり快適さや収納空間を考えると断念せざるを得なかったんです。

ただ、新築時に屋根の形などを考える際、やっぱり太陽光発電が載りやすいことも考えるといいかなと思います。日中に発電が足りない時間がどうしても出てくるので、もっと載せていたら、もっとおトクさを感じられていると思う瞬間もあるからです。

あとは、太陽光発電と『おひさまエコキュート』を設置していれば『くらし上手』に加入できるようになるのはやっぱり魅力的ですね。たくさん電気を使いつつ、おトクに暮らしたい方にはおすすめです」

 

太陽光発電の導入を手軽にする「エネカリプラス」

田中さんが利用されている「エネカリプラスは、太陽光発電の導入を手軽にしてくれる東京電力エナジーパートナーのサービスです。

初期費用はゼロ円(※3)で、毎月、定額の利用料を支払うだけで、太陽光発電などの機器を導入でき、メンテナンス費用も含まれています。また、契約期間が満了すると、機器を自分のものにすることができるのです。

さらに、太陽光発電と「おひさまエコキュート」を設置していれば加入できる専用電気料金プラン「くらし上手」も魅力的なポイントのひとつ。太陽光発電のコストメリットを最大限享受できる、東京電力ならではのサービスです。

▼「エネカリプラス」について詳しく知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。

新電化バナー※3 別途足場代等の費用がかかる場合があります。

 

この記事の著者
EV DAYS編集部
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