一般的に、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の公共用の充電場所・設備のことを指します。ガソリン車におけるガソリンスタンドに相当する施設です。EV・PHEVを販売している自動車ディーラー、高速道路のサービスエリアや道の駅、レジャー施設やコンビニなど、日常的によく訪れる場所に設置されていて、全国に約2.1万カ所、約3万基あります(2022年3月末時点)。
充電スポットの充電器は「普通充電器」と「急速充電器」があり、普通充電器の場合は現地にある案内表示看板の上部に「EV 100V」「EV 200V」と記されています。これは充電器の充電電圧を表していますが、現在設置されている普通充電器のほとんどは200Vとなっています。
急速充電器の場合は案内表示看板の上部に「EV QUICK」と記されています。急速充電器は充電器によって最大出力に幅がありますが、現在は国の支援で高出力化が進められていて、1口の最大出力が約150kWの充電器も登場しつつあります。なお、充電スポットを利用する場合、事前に登録した充電カードがあるとスムーズに利用できます 。