EVユーザーこそ「ポイ活」を! 達人が語る、電気代で3回トクする裏技

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ここ数年注目されている、ポイント活動(通称「ポイ活」)を知っていますか? 各種ポイントを利用しておトクな暮らしをする活動のことですが、じつは自宅の電気を多く使う電気自動車(EV)ユーザーと相性が良い活動なんです。ポイ活の3大原則と、EVユーザー向けのポイントサービス「eチャージポイント」の魅力について、ポイ活の達人・紀村奈緒美さんに教えてもらいました。

※この記事は2021年5月25日に公開した内容をアップデートしています。

 

ポイ活マスターが教える「成功させるための3原則」

Pontaポイント、nanacoポイント、dポイントなど、日本には数多くのポイントサービスが存在します。紀村さんは、そんなポイントをフル活用し、なんとポイントのみでファーストクラスでの世界一周旅行を成し遂げたスゴ腕の「ポイ活」マスター。紀村さんによると、ポイ活を成功させる原則は3つあるといいます。

 

「現金払いをやめること」がポイ活の第一歩

紀村さん

 

eチャージポイント

 

「まずひとつめは、とにかく現金払いをやめることです。支払いをすべてクレジットカードにすることで、クレジットカードのポイントがどんどん貯まっていきます。支払い元がクレジットカードのQRコード決済なども同じです。日々の支払いで現金は極力使わないようにしましょう」

 

メインのポイントは「ライフスタイル」に合わせて決める


ポイントサービス同様、クレジットカードにもさまざまな種類があります。紀村さんは、ポイントを貯めやすいクレジットカードを選択するのが大事だといいます。

「ポイントを貯めやすいクレジットカードとは何か? と疑問になりますよね。それがふたつめの『メインで貯めるポイントを決める』ということにつながります。みなさん携帯電話を持っていますよね。使っている携帯事業者で貯まるポイントをメインにするといいでしょう。たとえば、NTTドコモならdポイント、auならPontaポイントです」

〈図〉携帯キャリアで貯まるポイント

〈図〉携帯キャリアで貯まるポイント

 

「普段よく利用しているお店と提携しているポイントも見逃せません。利用するスーパーがイオンなら電子マネーWAONポイント、イトーヨーカドーならnanacoポイントです。コンビニにもそれぞれ提携ポイントがありますし、ドラッグストアにもあります。出費として毎月必ず出ていくもの、利用頻度の高いものから、メインとなるポイントを見極めましょう。必ずしもひとつに絞る必要はありません。私も2、3個は使っています」

〈図〉主要ポイントと対応する代表的なクレジットカード

〈図〉主要ポイントと対応する代表的なクレジットカード

 

主要なポイントにはそれぞれ提携しているクレジットカードがありますので、支払いをこれらのクレジットカードにすることで、おトクにどんどんポイントを貯められます。自分のライフスタイルに合ったものを見極めて、メインで貯めるポイントを選ぶといいでしょう」

 

「電気代の決済」でのポイントゲットは欠かさずに!

画像:iStock.com/Andrii Atanov

 

「そして基本の3つめです。みなさん、公共料金の支払いを口座振替にしていませんか? 電気、水道、ガスの料金は毎月必ず出ていく出費ですよね。こういった出費をクレジットカード払いにすることで、特に意識しなくても、確実にポイントを貯めていくというのが重要です。

仮に電気代が月に1万円、クレジットカードのポイント還元率が1%だとすると、毎月100円、年間で1200円分のポイントが貯まるわけです。

電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)に乗る方は、ご自宅で充電されるので、電気代が多めにかかりますよね。その分、自動的にポイントを貯めていくことができるんです。つまり、電気代などの公共料金を多く使う方ほど、ポイ活との相性はいいんです」 

しかも、条件次第では「電気代で貯まるポイントはこれだけではない」と紀村さんは語ります。

〈図〉ポイ活を成功させるための3原則

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eチャージポイント

 

ログイン&登録するだけで最大6000ポイントが貯まる!?

紀村さん

 

もし東京電力エナジーパートナーと契約しているご家庭の場合、独自のポイントサービス「くらしTEPCOポイント」を活用すれば、さらにおトクにポイントが貯められると紀村さんはいいます。紀村さんの試算では、なんと年間で最大6000円分のポイントが手に入る上、各種ポイントとの相性もいいそうです。その仕組みを見ていきましょう。

 

便利なサービス「くらしTEPCO web」ってなに?


東京電力エナジーパートナーには、誰でも無料で利用できる「くらしTEPCO web」というウェブサービスがあります。

くらしTEPCO webの紹介ページ

くらしTEPCO webの紹介ページ

 

「くらしTEPCO web」では、月々の電気代や使用電力量などをいつでも確認できるだけでなく、自分にぴったりの料金プランを知ることができたり、光熱費節約のコツ、省エネ商品・リフォームの情報など、暮らしに役立つ情報をみることができます。

また、料金プランや契約内容の確認・変更もすべてくらしTEPCO webから行うことができます。

▶︎「くらしTEPCO web」の詳細をもっと知りたい方はこちらをクリックしてください。

 

おトクにポイントを貯めるカギはふたつのポイント制度


そして、この「くらしTEPCO web」で契約者に提供しているポイントサービスが「くらしTEPCOポイント」です。条件を満たせば毎月もらえる「くらしTEPCOポイント」は、おもに「コミュニケーションポイント」「eチャージポイント」のふたつから構成されています。

〈図〉毎月くらしTEPCOポイントを得られるふたつのポイント制度

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ログインするだけで毎月50ポイントをゲット!


「コミュニケーションポイント」は、東京電力エナジーパートナーの対象料金プラン(※詳細は記事下部をご参照ください)をご契約のお客さまが「くらしTEPCO web」にログインするともらえるポイントです。毎月1回以上ログインすると50ポイントが貯まります。紀村さんは、ポイント数よりも、その手軽さと便利さに注目しました。

 

紀村さん

 

「みなさん、電気代って確認しますよね? 月に1回、スマホやパソコンでポチッとすれば自動で貯まっていくので、これはおトクなポイントサービスです。月々の使用量を比較・把握することで節約の意識にもつながりますしね。

月に50ポイントだと『もう一息!』という感じもしますが、ガスも契約していると、さらに50ポイントが追加されます。おトクにポイントを貯めるには、可能であればガスも契約したほうがいいですね」

▶︎「コミュニケーションポイントについて」詳しく知りたい方はこちらをクリックしてください。

 

EV・PHEVユーザー必見。登録だけで毎月300ポイントをゲット

eチャージポイント」は、戸建住宅に住んでいて、自宅で充電を行うEVやPHEVユーザー向けのポイントサービスです。3つの条件をクリアしていれば、サービスに加入するだけで自動的にポイントが付与されます。毎月300ポイント、年間で3600円分のポイントが貯まります

〈図〉eチャージポイントの取得条件

〈図〉eチャージポイントの取得条件

 

対象車種は日本車だけではなく、テスラやBMW、ポルシェ、フォルクスワーゲンなど輸入車も多数ラインナップし、2023年6月時点で100以上に上ります。2023年に入ってからも、ヒョンデやレクサスなどの新型車が続々と対象になっています。

〈表〉対象車種の例(日本車)

車種
トヨタ自動車 bZ4X
RAV4 PHV
プリウス PHV
プリウス
ハリアー
日産自動車 e-NV200 バン
e-NV200 ワゴン
アリア
サクラ
リーフ
三菱自動車 eKクロス EV
i-MiEV
MINICAB-MiEV
MINICAB-MiEV TRUCK
アウトランダーPHEV
エクリプス クロスPHEV
ホンダ CLARITY PHEV
Honda e
マツダ MX-30
CX-60
スバル SOLTERRA
レクサス NX450h+
UX300e
RX450h+

 

また、対象の電気料金プランは「スタンダードS・L」「プレミアムS・L」「夜トク8・12」「スマートライフS・L」「電化上手」などバリエーションも豊富です。「月々の電気使用量が300kWh以上になること」も条件になります。

▶︎「対象者車種一覧」「対象の料金プラン」をもっと見たい方はこちらをクリックしてください。

紀村さん

 

「これはいいですね。私なら即、登録します(笑)。残念ながらEVもPHEVも持っていませんが、対象車種を所有している人や購入を検討している人は、迷うことなく登録することをおすすめします。何と言ってももらえるポイントが大きいですからね。もう一度言いますが、私なら即、登録します」

 

eチャージポイント

 

獲得したポイントは“好きなポイント”に交換


「くらしTEPCOポイント」として貯まった「コミュニケーションポイント」と「eチャージポイント」は、提携している他のポイントサービスに交換して利用することができます。

交換先には主要なポイントサービスが揃っていて、「くらしTEPCOポイント」の1ポイントは、交換先でも1ポイント(1円)として利用できます。また、交換は300ポイントからになります。

〈図〉交換できるポイントサービス

〈図〉交換できるポイントサービス

Amazon、Amazon.co.jp およびそれらのロゴは Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

 

「主要なポイントサービスがおおむね入っていますね。毎月ログインして貯めた『コミュニケーションポイント』、『eチャージポイント』、さらには電気代の支払いで貯めた『クレジットカードのポイント』、すべて自分がメインで使うポイントとして利用できるのです。

仮に電気代が月に1万円でポイント付与条件を満たしているとすると、①ログインで100ポイント(※電気+ガスの場合)、②『eチャージポイント』で300ポイント、さらに別で③電気代の決済で100ポイント(クレジットカード還元率1%)で、合計毎月500ポイント年間最大で6000円分のポイントが貯まるわけです。

大した手間もかけず、電気代回りで1カ月に3回もおトクなポイントを獲得できるのですから、やらないともったいないですよね。

貯まった6000円分のポイントは欲しい物を買ったり、おいしいものを食べたり、自分の好きなように自由に利用できます。使う観点から見れば、文句なしに満点のポイントサービスと言えるでしょう」

 

ポイ活はおトクで楽しい! ハッピーライフを始めよう

紀村さん

 

紀村さんは日々の買い物でも、ポイント還元率の高い日やキャンペーンを駆使しておトクにポイントを貯めているそうです。

「日々の買い物で貯めるポイントと『くらしTEPCOポイント』を合計したら、相当な額になりますよね。貯まったポイントを何に使おうかと、想像するだけでも楽しいものです」

そして、「大事なことを言い忘れていました」と紀村さんは最後に大切なメッセージを付け加えました。

「ポイ活の基本は、何よりも第一に『楽しむ』ことです。節約や倹約をするだけだと、どうしても我慢が伴いがちですが、ポイ活は今の生活を大きく変えなくてもすぐに始めることができます

『貯まったポイントであれを買おう』『ポイントを使って家族旅行に行こう』などと、目標意識を持つことにもなって日々の生活が楽しく豊かになります。みなさんもそれぞれの目標を決めて、ポイ活を始めてみてはいかがでしょうか。

ちなみに私なら、『eチャージポイント』に加入して貯めたポイントで、年に1回、家族で気になっていたレストランに食事に行きます。あるいは、ポイントの使えるスーパーで普段は買わない高価な食材を選んで、いつもより豪華な食卓にするのもいいですね。

……EVって燃費もとってもいいみたいですし、本気で購入を検討してみようかしら(笑)」

 

▼「eチャージポイント」についてもっと知りたい方は下記のバナーをクリックしてください。

 

eチャージポイント

 

■コミュニケーションポイントについて

・対象料金プランは「スタンダードS・L」「プレミアムS・L」「夜トク8・12」「スマートライフS・L」「とくとくガスプラン」「とくとくガス床暖プラン」など。詳しくは東京電力エナジーパートナーのホームページをご確認ください。
・ポイントサービスは、個人のお客さまのみ対象となります。
・同じ月に複数回ログインいただいてもポイント数は変わりません。
・年末年始や月初が土日の場合等により、対象月の翌月の数日間までを対象月とみなす場合があります。
・ポイントは、原則、対象月の翌月の付与となります。

 

〈お話を聞いた方〉

紀村さん

紀村奈緒美さん/「ポイ活」マスター。2019年には年間380万円分以上のポイントを貯めることに成功し、ポイントで世界一周ファーストクラスの旅を達成。現在、セミナーやブログなどで、誰もができるポイント集め、活用、運用方法も教えている。著書『「ポイ活」でおどろくほど得する方法』(あさ出版)

▶︎WEB

 

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この記事の著者
EV DAYS編集部
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