太陽光発電設備を自宅に導入する際、悩んでしまうのが太陽光パネルのメーカー選びではないでしょうか。そこで、この記事では自宅に最適な太陽光パネルを選ぶ際に知っておくべきポイントを解説します。あわせて主要な太陽光パネルメーカー10社の特徴や、太陽光パネルを含む太陽光発電設備の導入費用の目安も詳しく紹介します。太陽光パネル選びの悩み解決にお役立てください。
※この記事は2024年1月23日に公開した内容をアップデートしています。
- メーカーによる太陽光パネルの違いを知っておくべき理由は?
- 太陽光パネルを選ぶときのポイントは?
- 太陽光パネルのメーカー10社の特徴を紹介
- 太陽光パネルの導入費用の相場は?
- 太陽光パネルの特徴を理解しライフスタイルに適した選択を
メーカーによる太陽光パネルの違いを知っておくべき理由は?
現在、国内では多くのメーカーの太陽光パネルが流通しており、それぞれ性能やデザインなどの特徴が異なります。そのため、納得のいく太陽光パネル選びをするには、自宅の環境や重視したいポイントに適したメーカーの製品を選ぶことが大切になります。
たとえば、設置スペースが限られているなら、コンパクトでもしっかりと発電する太陽光パネルを選ぶ、屋根や住宅のデザインにこだわりたいなら、意匠性の高いものを選ぶといった具合です。
一方、実際に自宅へ太陽光発電を導入する際には、専門の業者に相談する場合が多いと思います。業者によっては、取り扱う太陽光パネルのメーカーが決まっている場合があるため、希望していたメーカーの製品が選べない可能性もあります。
自宅の環境や重視するポイントにマッチしない太陽光パネルを選んでしまうと、期待する効果が得られず、悔いが残る場合もあるでしょう。つまり、事前に太陽光パネルのメーカーごとの特徴を知っておけば、業者に相談する際にも安心というわけです。
太陽光パネルを選ぶときのポイントは?
納得のいく太陽光パネル選びをする際には、カタログなどに記載された以下の6つのポイントをチェックしましょう。特に、複数のメーカーを比較する場合は、これらのポイントを見比べることで、メーカーごとの違いが把握できます。ポイントに自分なりの優先順位をつけて比較すれば、太陽光パネル選びの基準としても役立つでしょう。
ポイント①モジュール変換効率
太陽光発電における「変換効率」とは、太陽光の光エネルギーが電気エネルギーに変換される際の効率のことです。そして、太陽光パネルの面積1平方メートルあたりの変換効率を示す指標が「モジュール変換効率」です。カタログなどでは「モジュール変換効率◯◯%」と記載されています。
モジュール変換効率が高いほど、光エネルギーを無駄なく電気に変えられる、と考えることができます。近年は、モジュール変換効率が向上し、主要メーカーでは20〜23%前後の太陽光パネルが主力製品となっていることが多いようです。
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ポイント②耐久性(保証期間)
太陽光パネルは、常に屋外で風雨にさらされています。利用する地域によっては、雪が多かったり潮風が強かったりすることもあるでしょう。そのため、耐久性の高い太陽光パネルを選ぶことが、長く使い続けるうえで大切なポイントといえます。
そこでチェックしたいのが、メーカー各社が設定している「製品保証」や「出力保証」の期間です。太陽光パネルだけでなく、パワーコンディショナーなど、システムを構成する機器も保証の範囲としているメーカーや、有償で保証期間を延長できるメーカーもあります。また、「出力保証」は、何%の出力まで保証してくれるかもメーカーによって異なるため、それもあわせてチェックしましょう。積雪や自然災害などにもしっかりと備えたいなら、製品そのものの耐久性はもちろん、付帯の保証サービスも確認することをおすすめします。
ポイント③高温や低照度の環境における発電能力
基本的に太陽光パネルは高温に弱く、真夏には発電のパフォーマンスが低下するという性質があります。しかし現在では、高温の環境下でも効率低下を軽減できる太陽光パネルも徐々にラインナップされるようになってきました。また、晴れた昼間だけでなく、朝夕など日照の低い時間帯でもしっかり発電する太陽光パネルも登場しています。
「太陽光発電設備を導入するからには、できるだけたっぷりと発電してほしい」と考えるなら、日照の少ない時間帯や高温の条件下でも効率よく発電できることを特徴としている太陽光パネルを選ぶとよいでしょう。
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ポイント④サイズ
自宅の屋根という限られた設置スペースで充分な発電量を生み出すには、スペースを無駄にしないように太陽光パネルを設置しなければなりません。そのためには、屋根の形状にフィットした太陽光パネルを選ぶことが重要です。
太陽光パネル1枚のサイズや厚み、重量などはメーカーによって少しずつ異なるので、設置スペースに適したサイズの製品を選ぶようにしましょう。メーカーによっては、屋根の形状に合わせた台形の太陽光パネルや、細長い太陽光パネルをラインナップしている場合もあります。
ポイント⑤価格
太陽光パネル本体の価格は、メーカーによってある程度の幅があります。とはいえ導入時の費用を抑えたい場合に、太陽光パネルの価格だけで比較するのはおすすめできません。なぜなら、太陽光発電設備を導入する際には、太陽光パネルそのもののコストに加えてパワーコンディショナーや架台、設置工事費などの費用も発生するからです。
予算を決める際には、太陽光パネルだけでなく、こうした費用をすべて合計した金額で考えるようにしましょう。太陽光発電設備の導入費用は、設置する太陽光パネルの容量によって左右されるため、容量とコストのバランスを考えながら検討を進めることが大切です。
ポイント⑥デザイン
屋根の上に設置する太陽光発電設備は、住宅の外観にも大きな影響を与えます。そのため、太陽光パネルのデザインも看過することはできません。太陽光パネルの色を例に挙げると、青っぽいものから真っ黒のタイプまでさまざまです。中には、太陽光パネル表面の白い部分をなくし、黒一色に統一したデザイン性の高い製品も登場しています。発電性能はもちろんデザインにも徹底的にこだわりたいという人は、太陽光パネルの意匠性にも着目してみてはいかがでしょうか。
太陽光パネルのメーカー10社の特徴を紹介
コストパフォーマンス、モジュール変換効率、設置する屋根の環境など、導入にあたり重視したいポイントは、人それぞれでしょう。ここでは、現在国内で人気が高い太陽光パネルのメーカー10社の特徴を、代表製品のスペック※とあわせてご紹介します。太陽光パネル選びの参考としてお役立てください(掲載はメーカー名の50音順です)。
※標準試験条件(STC)による値
①エクソル:確かな実績と業界最高クラスの変換効率を実現
エクソルは2001年の設立以来、3.3GWを超える太陽光パネルを出荷した実績 1)を持つ日本のメーカーです(2024年5月末時点)。これは、一般家庭に換算すると約84万世帯分の電気の使用量に相当するそうです。
「XLN108-445X」をはじめ、同社の製品はモジュール変換効率の高さに定評があります。また、特許出願中の高電圧化により太陽光パネルを最少2枚から設置可能な「高電圧 マルチ・パフォーマンス・モジュールVOLTURBO(ボルターボ)」や、住宅密集地などの光害リスクや景観条例がある地域などに適したフルブラック仕様の「低反射(防眩)太陽光パネル」など、多彩なラインアップを取り揃えています。
長年使っても、太陽光パネルの表面に汚れがたまりにくい「水切り加工」が採用されている点も大きな特徴です。これによって、汚れが雨水とともに流れ落ち、汚れがたまることによる発電量の低下を防ぐ効果が期待できます。
●商品スペック例
メーカー | エクソル |
セルの種類 | 単結晶シリコン |
型番 | XLN108-455X 2) |
サイズ(縦×横×厚さ) | 1722×1134×30mm |
質量 | 22.0kg |
公称最大出力 | 455W |
モジュール変換効率 | 23.3% |
保証期間 | 製品保証15年/出力保証30年 |
②カナディアン・ソーラー:高いコストパフォーマンスで人気
2001年にカナダで創業したカナディアンソーラーは、現在、世界160カ国以上で利用されている実績を持つメーカーです。品質と価格のバランスがよく、国内でも人気メーカーのひとつに数えることができます。
ここで紹介する「CS6.2-48TM-455」のように、同社の太陽光パネルは、大容量かつ変換効率が高い点が魅力です。また、製品保証の期間が25年と長い点も注目に値します。
●商品スペック例
メーカー | カナディアンソーラー |
セルの種類 | 単結晶シリコン |
型番 | CS6.2-48TM-455 3) |
サイズ(縦×横×厚さ) | 1762×1134×30mm |
質量 | 21.3kg |
公称最大出力 | 455W |
モジュール変換効率 | 22.8% |
保証期間 | 製品保証25年/出力保証30年 |
③京セラ:高い耐久性と充実した保証が魅力
1993年、国内初の住宅用太陽光発電システムの販売を開始した京セラは、実績に裏付けられた耐久性の高さなどから信頼の厚いメーカーです。同社の太陽光パネルを搭載した千葉県佐倉市の佐倉ソーラーエネルギーセンターは、36年経過した時点でも出力低下率17.2%で現在も稼働しています。
同社の「エコノルーツ」シリーズは、堅実な出力と変換効率が強みです。無償の標準保証に加え、機器保証(15年)、自然災害保証(15年)、出力保証(20年)をセットにした「トリプル保証」(有償)を付帯することもできます。長期にわたり安心して使いたいという人にぴったりです。
●商品スペック例
メーカー | 京セラ | ||
セルの種類 | 単結晶シリコン | ||
型番 | KT410W-108HL4B 4) | KT230W-60HL4B 4) | |
サイズ(縦×横×厚さ) | 1722×1134×35mm | 1134×977×35mm | |
質量 | 25.4kg | 15.0kg | |
公称最大出力 | 410W | 230W | |
モジュール変換効率 | 21.00% | 20.76% |
参考資料
4)京セラ「エコノルーツ」(製品ページ)
④シャープ:デザイン性の高さと耐久性が両立
国内トップクラスの認知度とシェアを誇るシャープの太陽光パネル。現在の主力製品となるのが、黒一色に統一されたデザインが美しい「BLACKSOLAR ZERO」シリーズです。
屋根の形状にあわせてたっぷり搭載できるように、台形や長方形のスリムタイプなどの太陽光パネルを5種類ラインナップしている点も魅力のひとつ。また、国内外の基準に加え独自の品質基準を設けており、台風や豪雨、積雪といった自然災害にも対応できる耐久性の高さも人気の理由です。
●商品スペック例
メーカー | シャープ |
セルの種類 | 単結晶シリコン |
型番 | NQ-241BT 5) |
サイズ(縦×横×厚さ) | 1146×996×38.5mm |
質量 | 13.0kg |
公称最大出力 | 241W |
モジュール変換効率 | 21.1% |
保証期間 | モジュール保証20年/出力保証20年 |
参考資料
5)シャープ「NQ-241BT | 太陽電池モジュール」
⑤ソーラーフロンティア:さまざまなエネルギーソリューションを提供
ソーラーフロンティアは出光グループの一員として、多様化するエネルギーニーズにグループならではのソリューションで応えています。事業用から家庭(住宅用)まで、⾧年培ってきた知見と経験を活かしてサービスの提供を行う企業です。
以下に紹介する太陽光パネル「SFC415-108B」を含めた家庭向け太陽光発電システムでは、ニーズに応えられるよう、さまざまなサービスを用意しています。
●商品スペック例
メーカー | ソーラーフロンティア |
セルの種類 | 単結晶シリコン |
型番 | SFC415-108B 6) |
サイズ(縦×横×厚さ) | 1722×1134×30mm |
質量 | 21.2kg |
公称最大出力 | 415W |
モジュール変換効率 | 21.25% |
保証期間 | システム保証10年(無償)・15年(有償)/出力保証20年 |
参考資料
6)ソーラーフロンティア「SFC415-108B」
️⑥長州産業:独自の保証制度を持つ老舗メーカー
太陽光パネルを国内で製造する長州産業は、20年以上にわたり太陽光発電事業を行っている老舗メーカーです。独自の施工技術を確立し、認定を受けた業者のみが施工できる「施工認定店制度」を設けていることが大きな特徴となります。
ここで紹介する「CS-364B91」を含め、同社の製品は構成機器保証や出力保証に加えて、メーカー自身が10年間の施工保証を標準で付帯しており、信頼性の高さで人気となっています。また施工保証には、施工箇所からの雨漏りに対する保証も含まれているため、万が一の場合にも備えることができ、安心につながります。
●商品スペック例
メーカー | 長州産業 |
セルの種類 | 単結晶シリコン |
型番 | CS-364B91 7) |
サイズ(縦×横×厚さ) | 1544×1148×40mm |
質量 | 18.9kg |
公称最大出力 | 364W |
モジュール変換効率 | 20.5% |
保証期間 | 構成機器保証15年/出力保証25年 |
参考資料
7)長州産業「CS-364B91」
⑦DMM energy:30年の出力保証期間が大きな特徴
DMM energy は、ECサイトなどを運営するDMM.comが展開する日本の太陽光パネルメーカーです。太陽光発電を中心に再生可能エネルギー事業を手がけています。
新発売の「DMM32-HL4-248AG」は、防眩仕様のセルを採用。優れた低反射性を有しており、住宅密集地や北面への設置も可能です。他にも出力や形状の異なる製品を多数ラインナップしていて、各家庭の屋根に最適なシステムを導入できます。太陽光発電設備の出力保証が30年間という長期にわたることも大きな特徴です。
●商品スペック例
メーカー | DMM energy |
セルの種類 | 単結晶シリコン(防眩仕様) |
型番 | DMM32-HL4-248AG |
サイズ(縦×横×厚さ) | 1542×766×30mm |
質量 | 12.8kg |
公称最大出力 | 248W |
モジュール変換効率 | 21.00% |
保証期間 | システム保証15年/出力保証30年 |
⑧ネクストエナジー・アンド・リソース:最新のN型TOPConセルを搭載した高出力・高発電量が魅力
ネクストエナジー・アンド・リソースは、長野県に本社を置く太陽光発電機器メーカーで、大手電力会社4社との資本提携により強固な経営基盤を築いています。国内に自社検査設備を持ち、厳格な品質管理のもと製品保証15年、出力保証30年と安心のサポート体制を提供しています。
また、ここで紹介する「NER108M460B-NE」は高効率なN型TOPConセルを搭載し、劣化率が低く、生涯発電量に優れています。
●商品スペック例
メーカー | ネクストエナジー・アンド・リソース |
セルの種類 | 単結晶シリコン |
型番 | NER108M460B-NE 8) |
サイズ(縦×横×厚さ) | 1762(±3)×1134×30mm |
質量 | 20.0kg |
公称最大出力 | 460W |
モジュール変換効率 | 23.0% |
保証期間 | 製品保証15年/出力保証30年 |
⑨パナソニック:暑さに強くハイパワーなN型バックコンタクト太陽電池モジュール
多種多様な住まいの設備や家電製品などを展開するパナソニックは、太陽光発電設備も取り扱っています。蓄電池などと連携すれば、エネルギーを創って貯める「創蓄連携システム」によってエネルギーを効率的に活用できるようになるでしょう。
パナソニックといえば、ヘテロ接合の「HIT」が有名なのですが、2025年5月発売の「MODULUSブラックモデル」は、HIT同様のN型ウエハ採用に加え、受光面の配線を裏面に集約したバックコンタクト構造となっています。そのため暑さに強く、発電性能が低下する夏場でもしっかり発電します。また、標準タイプとハーフタイプを組み合わせることで、限られた屋根面積を有効活用することが可能です。
●商品スペック例
メーカー | パナソニック | ||
セルの種類 | 単結晶シリコン(N型バックコンタクト) | ||
タイプ | 標準タイプ | ハーフタイプ | 大型タイプ |
型番 | VBM265KJ01N 9) | VBM130KJ02N 9) | VBM470KJ03N 9) |
サイズ(縦×横×厚さ) | 1542×780×35mm | 810×780×35mm | 1762×1134×35mm |
質量 | 13.0kg | 7.5kg | 21.5kg |
公称最大出力 | 265W | 130W | 470W |
モジュール変換効率 | 22.0% | 20.6% | 23.5% |
⑩ハンファジャパン:技術力の高さに定評あり
ハンファジャパンは、韓国のハンファグループが2012年にQセルズを買収し、その後、日本市場オリジナルブランド「Re.RISE®」を展開している太陽光パネルメーカーです。
太陽光パネルは、高度な技術力と高効率を要するバックコンタクトセルを採用。モジュール変換効率を大幅にアップさせるなど、技術力の高さで定評があります。また、トップクラスの生産能力を有しており、コストパフォーマンスの高さでも人気です。
●商品スペック例
メーカー | ハンファジャパン |
セルの種類 | 単結晶シリコン |
型番 | Re.RISE-G3 440 10) |
サイズ(縦×横×厚さ) | 1722×1134×30mm |
質量 | 20.8kg |
最大出力 | 440W |
モジュール変換効率 | 22.5% |
保証期間 | 製品保証25年※/出力保証25年 ※システムを購入する場合 |
参考資料
10)ハンファジャパン「Re.RISE-G3 440」
太陽光パネルの導入費用の相場は?
太陽光発電設備の導入費用は、設置する太陽光パネルの容量や設置工事の内容などによって大きく変わります。住宅や屋根の状況もさまざまですから、太陽光発電設備の導入費用を一概に言うことはとても難しいといえます。そこで、ここでは経済産業省の資料をもとに、平均的な太陽光発電設備の導入費用の目安を示します。
経済産業省のデータ 11)によれば、2024年に設置された新築住宅の太陽光発電設備の設置費用は、1kWあたり平均28.6万円とされています。一般的に、住宅の屋根には3~5kWの容量の太陽光パネルが搭載されることが多いことから、計算上では85.5万~143万円が太陽光発電設備の導入費用の目安だと考えることができるでしょう。
また、導入費用は通常、太陽光パネルの容量に比例して増えます。経済産業省のデータを参考に算出した、太陽光パネルの容量に応じた導入費用の目安は下表の通りです。
〈表〉搭載容量に応じた太陽光発電の設置費用の相場(新築)
3kW | 85.8万円 |
4kW | 114.4万円 |
5kW | 143万円 |
6kW | 171.6万円 |
7kW | 200.2万円 |
8kW | 228.8万円 |
9kW | 257.4万円 |
なお、太陽光発電設備の設置費用の相場については、こちらの記事でさらに詳しく説明しています。設置の際の費用だけでなく、設置した後のメンテナンスや撤去に関する費用についても解説しているため、気になる人はぜひあわせてご覧ください。
【太陽光発電システム導入の相場について詳しくはこちら】
▶太陽光発電の設置費用の相場は? 機器の価格や売電収入との関係についても解説
参考資料
11)経済産業省 資源エネルギー庁「太陽光発電について」P38
ちなみに導入の初期費用がハードルになって太陽光発電設備の導入を踏みとどまってしまう人には、東京電力グループが提供する「エネカリ/エネカリプラス」を利用するという方法があります。
「エネカリ/エネカリプラス」では、月々定額の利用料のみで太陽光発電設備を導入することができるため、初期費用を抑えることができます※。万が一、契約期間中に自然故障した場合の修理費用も無償のため、安心して使うことができるのも大きなメリットです。
予算にあわせて機器を選択できるため、賢くエコなライフスタイルにシフトすることができます。詳細は以下のサイトから確認しましょう。
※「エネカリプラス」は別途足場代等の費用がかかる場合があります。
太陽光パネルの特徴を理解しライフスタイルに適した選択を
太陽光パネルのメーカー各社は、発電能力をはじめ、サイズや保証、デザインなどオリジナリティあふれる製品を打ち出しています。太陽光パネルを選ぶときには発電能力の高さを重視しがちですが、大切なことは、自分が求める条件にマッチするかどうかを判断することです。
各メーカーの太陽光パネルの特徴を正しく理解し、屋根の形状やご自宅の環境、デザインの好みなどにあった製品を選択すれば、新たに始まるエコな暮らしにきっと満足できるでしょう。
※本記事の内容は公開日時点での情報となります