超小型の電気自動車(EV)のラインナップを紹介!価格やスペック、市販の有無も解説

超小型EV一覧

近年、本格的な普及に向けてさまざまなモデルが登場している電気自動車(EV)。中でも、超小型EVは、これから車種の充実が期待されているジャンルのひとつです。そこで、2022年9月現在、国内で発表されている超小型EVのラインナップを、市販モデルの有無も含めてご紹介します。

※価格はすべて税込で記載しています。

※この記事は2021年11月4日に公開した内容をアップデートしています。

 

 

V2Hバナー

 

 

そもそも超小型EVって? 普通車、軽自動車との違いは?

画像:iStock.com/pkline

画像:iStock.com/pkline

 

自動車はサイズや定格出力などに応じて、おもに「普通自動車」「軽自動車」「ミニカー(第一種原動機付自転車)」「超小型モビリティ」といった区分に分けられます。

超小型EVとは、この区分において軽自動車よりも小さい、ミニカーと超小型モビリティに分類されるEVのこと。それぞれの規格は以下のとおりです。

 

〈表〉ミニカーと超小型モビリティの規格1)

規格区分 ミニカー(第一種原動機付自転車) 軽自動車
超小型モビリティ(型式指定車) 超小型モビリティ(認定車) (参考) 軽自動車
最高速度 60km/h(道路交通法) 構造上60km/h 個別の制限付与 構造上の制限なし
定格出力 0.6kW以下 0.6kW超 0.6kW〜8.0kW 0.6kW超
長さ 2.5m以下 3.4m以下
1.3m以下 1.48m以下
高さ 2.0m以下
車検 なし あり
車庫証明 不要 地域により異なる

 

ミニカーはいわゆる“原付”と同等の扱いで、乗車定員は1名のみとなっています。定格出力も0.6kW以下と低めに設定されており、エンジンに換算すると約50cc相当になります。原付と同様のナンバープレートが付きますが、運転には普通自動車免許が必要です。小回りが利くのが特徴で、おもな用途としては、近所へのお出かけや配送業での配達などの用途に向いています。

一方で、超小型モビリティの乗車定員はおおむね1〜3名程度で、定格出力もミニカーより高いです。軽自動車と同じカテゴリーで扱われるため、軽自動車と同様、黄色いナンバープレートが取り付けられます。また、超小型モビリティは「型式指定車」と「認定車」に分けられており、2022年9月現在、市場に出回っているのは「型式指定車」がほとんどとなっています。

 

 

 

市販の超小型EVの車種一覧。価格や乗車人数、スペックも紹介

では、超小型EVではどのような車種が販売されているのでしょうか。残念ながら、超小型EVの車種は限られており、日本で市販されていないものも珍しくありません。現在市販されている、もしくはこれから発売が予定される超小型EVの車種を以下にまとめました。

 

〈表〉市販されているおもな超小型EV一覧

1人乗り ・アップル「e-Apple」2)
・タケオカ自動車「ミリューR」3)
・トヨタ「コムス」4)
2人乗り ・タジマモーター「タジマ・ジャイアン」5)
・トヨタ「C+pod」6)
4人乗り ・出光興産とタジマモーターの新EV(2022年発売予定)7)
・FOMM「FOMM ONE」(※軽自動車規格)8)

 

もちろん、普通車と同様、車種によって価格やスペックは大幅に異なります。以下では「1人乗り」「2人乗り」といった乗車定員に分けて、車種ごとの詳細を見ていきましょう。

 

以下、メーカーを50音順で表示しています。

 

Ⅰ.1人乗り

 

ⅰ.アップル「e-Apple」2)

JIAYUAN「e-Apple」

 

規格区分 ミニカー(第一種原動機付自転車)
ボディサイズ 全長2245mm×全幅1290mm×全高1570mm
価格 オープン価格(参考:100万円前後(鉛バッテリー)、130万円前後(リチウムイオン電池))
乗車定員 1名
最高速度 55km/h
バッテリー容量 7.2kWh(鉛バッテリー)
10kWh(リチウムイオン電池)
一充電走行距離 80km(鉛バッテリー)
120km(リチウムイオン電池)

 

1982年の創業以来、長年にわたりEVの製造・販売を続けてきた、中国のJIAYUAN社製の超小型モビリティです。アジア全域やEU諸国にも活発に輸出されており、すでに全世界で数万台が走行しています。日本では中古車買取・販売チェーンのアップルから発売されており、鉛バッテリーとリチウムイオン電池の2種類から選べます。

快適性を重視したフルカバーボディで、グラスルーフやクーラー、ヒーターといった装備も充実しています。リチウムイオン電池の場合、家庭のAC100V電源で4〜6時間で満充電になります。運転席のサイドスペースやリヤスペースもあるため、買い物などで重宝します。

ⅱ.タケオカ自動車「ミリューR」3)

タケオカ自動車「ミリューR」

 

規格区分 ミニカー(第一種原動機付自転車)
ボディサイズ 全長2150mm×全幅1140mm×全高1350mm
価格 91万5200円〜(税込)
乗車定員 1名
最高速度 50km/h(エコモード)
60km/h(パワーモード)
バッテリー容量 2.88kWh(鉛バッテリー)
一充電走行距離 50km(冬場45km)

 

富山県富山市に拠点を置くタケオカ自動車工芸が北陸電力と共同で開発した超小型EVです。エコモードとパワーモードという2つの走行モードを搭載しており、急な上り坂や長い下り坂になったら、スイッチひとつでモーターのトルクを切り替えられます。

最高速度は60km/hで、一充電走行距離は50kmです。鉛バッテリーを搭載しており、家庭のAC100V電源で充電できます。回生ブレーキの採用により、電費のよさと走行時の快適さを実現。室内には送風・暖房も完備されています。安全性に配慮し、アシストブレーキや飛び出し防止装置も付いています。

なお、2022年9月時点において、モーター周りのモデルチェンジに向けて開発中であり、発売再開予定が決まり次第、Webサイトでお知らせするとのことです。

ⅲ.トヨタ車体「コムス」4)

トヨタ車体「コムス」

● P・COMの場合

規格区分 ミニカー(第一種原動機付自転車)
ボディサイズ 全長2395mm×全幅1095mm×全高1500mm
価格 96万300円(税込)
乗車定員 1名
最高速度 60km/h
バッテリー容量 未公表
一充電走行距離 57km(JC08モード相当での走行パターンによる自社測定値)
102km(30km/h定地走行テスト値、国土交通省届出値)

 

トヨタ車体から発売されている超小型EVです。ショッピングや通勤・通学といった日常使いを想定した「P・COM」と、営業活動や宅配サービスといったビジネスシーンを想定した「B・COM」という2つのモデルを用意しています。

さらに「B・COM」では、後部にオープンラゲッジを備えた「ベーシック」タイプと、それがデッキ状になった「デッキ」タイプ、デリバリーボックスを設置した「デリバリー」タイプを展開。豊富なボディバリエーションから、用途に合わせて選べます。家庭のAC100V電源から約6時間で満充電にできます。

 

V2Hバナー

 

Ⅱ.2人乗り

 

ⅰ.タジマモーター「タジマ・ジャイアン」5)

タジマモーター「タジマ・ジャイアン」

 

規格区分 超小型モビリティ(認定車)
ボディサイズ 全長2545mm×全幅1290mm×全高1570mm
価格 159万5000円〜(税込)
乗車定員 2名
最高速度 45km/h
バッテリー容量 7.2kWh(鉛バッテリー)
10kWh(リチウムイオン電池)
一充電走行距離 約90km(鉛バッテリー)
約130km(リチウムイオン電池)

 

タジマモーターの展開する超小型EVです。6〜8時間で満充電まで充電ができ、鉛バッテリーとリチウムイオン電池の2種類から選択できます。それぞれの一充電走行距離は約90kmと約130kmです。

サンシェード付きのパノラマルーフを備えたキャビンは開放的で、エアコンやヒーター付き折りたたみドアミラーといった機能も標準装備しています。小物の出し入れに便利な開閉式のリアウインドウもあるため、近所の買い物などに重宝するでしょう。

さらには乗用モデルだけでなく、ビジネスモデルも展開しています。近距離の輸送・デリバリーに最適化したオープンカーゴデッキを備えた「ピックアップトラック」と、こちらも輸送・デリバリーに最適なカーゴルームを備えた「デリバリーバン」も用意されています。

ⅱ.トヨタ自動車「C+pod(シーポッド)」6)

トヨタ自動車「C+pod(シーポッド)」

 

規格区分 超小型モビリティ(型式指定車)
ボディサイズ 全長2490mm×全幅1290mm×全高1550mm
価格 165万円〜(税込)
乗車定員 2名
最高速度 60km/h
バッテリー容量 9.06kWh(リチウムイオン電池)
一充電走行距離 150km(WLTCモード)

 

エネルギー効率を追求した2人乗りの超小型EVです。元々、法人や自治体向けの限定販売となっていましたが、2021年12月に一般向けにも販売を開始しました(リースのみ)。一充電走行距離はWLTCモード(高速道路モードを含まない)で150kmなので、日常使いで不便することはないでしょう。

ホイールベースは1780mm、最小回転半径は3.9mと、取り回しのしやすさも特徴のひとつです。最大1500WのAC100Vコンセントも備わっており、災害などによる停電時には非常用電源として役立ちます。なお、リチウムイオン電池を足元の床下に搭載することで、段差の少ないフラットなフロアも実現しています。

超小型モビリティ用に新設された安全基準にも対応しており、エアバッグも装備されています。衝突時のエネルギーをさまざまな部品で分散・吸収する構造により、あらゆる方向からの衝突に備えるのみならず、歩行者の被害を緩和する歩行者傷害軽減ボディも採用されています。

Ⅲ.4人乗り

 

ⅰ.出光タジマEV 新型超小型EV(2022年発売予定)7)

※出光タジマEVの開発中車両

※出光タジマEVの開発中車両

 

規格区分 超小型モビリティ(型式指定車)
ボディサイズ 全長2495mm×全幅1295mm×全高1760mm
価格 未公表
乗車定員 4名
最高速度 60km/h以下
バッテリー容量 10kWh(予定)
一充電走行距離 100km(予定)

 

2021年4月、石油元売りである出光興産と、EVで高い実績を誇るタジマモーターコーポレーションが手を組み、超小型EVなどの次世代モビリティを開発する新会社「出光タジマEV」の設立を発表しました。開発途中ではありますが、2022年中には4人乗りの超小型EV(ブランド名「ideta」)のリリースが予定されています。

想定される車のボディサイズは全長2495mm×全幅1295mm×全高1760mmです。将来的にはボディの素材に、高機能プラスチックをはじめとした出光興産の先端技術を活用する見込みです。車両開発だけでなく、サービスステーション(SS、給油所)のネットワークを活用したカーシェアやサブスクリプションのサービス提供も予定しています。

ⅱ.FOMM「FOMM ONE」8)

ⅱ.FOMME「FOMM ONE」

 

規格区分 軽自動車
ボディサイズ 全長2585mm×全幅1295mm×全高1550mm
価格 275万円(税込)
乗車定員 4名
最高速度 80km/h
バッテリー容量 11.84kWh(リチウムイオン電池)
一充電走行距離 166km(NEDCモード)

※登録手続き費用等を含む

 

日本のEVベンチャー株式会社FOMMが独自に開発し、すでにタイで生産・販売されているコンパクトEVです。じつは4人乗りなので、超小型モビリティではなく、軽自動車の規格に当てはまります。ただ、非常にコンパクトで、超小型EVに近い乗り心地をしています。日本では、さいたま市内のカーシェアリングで試乗することが可能です。

水に浮くFOMM ONE

 

最大の特徴は、なんと水に浮くこと。万が一の水害の際にも、車が沈むことなく水上を移動できます。また、運転席の足元にブレーキペダルしかないのもユニークです。

アクセルはステアリングの左右にあるパドルによって操作し、パドルを離すことで回生ブレーキも作動します。最高速度は80km/hで軽自動車登録なので、高速道路を走行できるのもポイントです。一般への販売は順次個別に対応しています。

 

 

車検は不要? 超小型EVの特徴と注意点

画像:iStock.com/bruev

画像:iStock.com/bruev

 

超小型EVは、コンパクトで比較的手頃な価格なので、原付感覚で超小型EVを購入したいという方もいるでしょう。ただ、超小型EVのメリット・デメリットや交通上のルールを把握しておくことはとても重要です。ここでは超小型EVの特徴と注意点をご紹介します。

前述の通り、超小型EVは「ミニカー(第一種原動機付自転車)」と「超小型モビリティ」という2つの区分に分けられます。ミニカー区分の場合、原付と同じ扱いになるため、車検や車庫証明は必要ありません。維持コストを抑えられるのは、大きなメリットのひとつでしょう。

一方で、超小型EVの最高速度は60km/hと定められており、高速道路を走行できないのはデメリットと言えます。一充電走行距離もあまり長くないため、場合によってはこまめに充電することが求められます。その分、コンパクトで小回りが効くので、徒歩では行きにくい場所など、日常生活エリアでの移動には便利です。

それに加えて、超小型EVの大半は、エアバッグが付いていません。近年では超小型モビリティ向けの安全基準も新設されましたが、クリアしている車種はまだ多くありません。検討の際は、安全性能についてもしっかり確認しましょう。

 

V2Hバナー

 

超小型EVの選び方は? 購入時に確認したい3つのチェックポイント

画像:iStock.com/Roberto A Sanchez

画像:iStock.com/Roberto A Sanchez

 

また、超小型EVの購入を検討するなら、自分に合った車種の選び方も気になるところです。ここでは、車種を選択する際に確認したいチェックポイントを紹介します。

Ⅰ.用途に対して必要なスペックや機能は揃っているか

超小型EVは普通車や軽自動車よりも機能が制限されているため、用途を考えることが大切です。用途を決めたら、一充電走行距離や積載量、エアコンの有無など、自分にとって必要な性能や機能を導き出しましょう。

また、どのような条件の道路を走行するかも重要なポイントです。たとえば、超小型EVは加速が弱いため、大型トラックが数多く行き来する幹線道路をメインに走るのには向いていません。ほかにも、雨に濡れたくないならフルカバーボディのモデルを、暑さや寒さが苦手なら空調設備の充実しているモデルを選択するなど、自分のニーズを明確にしてから車を探しましょう。

Ⅱ.一充電走行距離は十分か

Ⅰに関係することですが、一充電走行距離は必ず確認しましょう。一般的なガソリン車の航続距離が600kmを超えるのに対し、超小型EVはその4分の1以下しか走行できないことが多いです。通勤・通学にかかる距離など、自分に必要な距離をあらかじめ計算し、充電の頻度も含めて最適な車種を選択するようにしましょう。

また、エンジン車の燃費と同様、EVの走行距離もカタログ値のとおりにはなりません。冷暖房やオーディオの再生はもちろんのこと、運転の仕方や走行条件によっても電気の消費量が変わるためです。目安として、実際の走行距離はカタログ値の6~7割ほどになると考えましょう。

 

 

Ⅲ.サイズ感や乗り心地はどうか

超小型EVを検討するなら、試乗も欠かさずに行いましょう。エンジン車に慣れている方にとって、1人乗りや2人乗りの超小型EVの乗り心地はまったくの別物です。サイズ感はもちろんのこと、車体の安定感も異なるため、「小回りが利いて便利そう」などといったイメージだけで購入すると期待を裏切られることになりかねません。

ただし、超小型EVはディーラーが車体を店舗に置いていないことも多いため、試乗は難しいケースもあります。その場合、カーシェアやレンタカーサービスを利用するのもひとつの手です。レンタルできる車種は限られますが、お目当ての車に乗れなかったとしても、超小型EVそのものの使用感をつかむのには役立つでしょう。

 

 

コンパクトさを重視するなら「軽EV」も選択肢のひとつ

コンパクトさを優先するなら超小型EVでもいいですが、「機能性を考えるともう少しグレードを上げたい」と考える方もいるでしょう。そんなときには、2022年に登場した「軽EV」も検討してみましょう。ここでは、国内で販売されている2車種、日産「サクラ」と三菱「eKクロスEV」をご紹介します。

I.日産「サクラ」9)

日産サクラ

 

規格区分 軽自動車
ボディサイズ 全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm
価格 239万9100円~(税込)
乗車定員 4名
最高速度
バッテリー容量 20kWh(リチウムイオン電池)
一充電走行距離 180km(WLTCモード)

 

「サクラ」には、20kWhのバッテリーが搭載されています。EVとしては小さめですが、日常使いのことを考えたサイズです。一充電走行距離は、180km(WLTCモード)となっており、車内空間を犠牲にせずに街乗りで十分な航続距離を持っています。

また、「サクラ」の魅力のひとつは、軽自動車の規格に収まっているとは思えないほどボリューム感のある専用ボディです。また、軽自動車初となる3眼タイプのプロジェクターヘッドランプ、祝儀袋などに用いられる飾り紐の水引にインスピレーションを受けたユニークな意匠のアルミホイールなど、エクステリアの随所に上質さが漂います。

 

 

Ⅱ.三菱「eKクロスEV」10)

三菱「eKクロスEV」

 

規格区分 軽自動車
ボディサイズ 全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm
価格 239万8000円~(税込)
乗車定員 4名
最高速度
バッテリー容量 20kWh(リチウムイオン電池)
一充電走行距離 180km(WLTCモード)

 

「eKクロスEV」は、三菱の「eKクロス」というSUVテイストのハイトワゴン・シリーズの一員として誕生した軽EVです。価格的にも走りの面でも、同社の軽自動車における最上級グレードといった位置づけになっています。

「eKクロスEV」に搭載されているEVシステムは、日常の街乗りでパワフルに走行できるものです。一充電走行距離は、180km(WLTCモード)となっているので、日常生活では不便を感じることはないでしょう。遠出をする方であれば、少し足りないと感じるかもしれませんが、軽EVなら街乗りがメインであると考えられるため、問題ないと言えるでしょう。

 

 

 

とにかく試乗が大事! 自分のライフスタイルに合ったEVを選ぼう

画像:iStock.com/AdrianHancu

画像:iStock.com/AdrianHancu

2022年は軽EVも登場し、近い将来、より普及が予想される超小型EV。今後も新しい車種が登場する中で、購入時に重要なのは、自分の用途やライフスタイルに合ったモデルを見極めることです。この記事で比較検討しつつ、気になった車は試乗を行い、ライフスタイルに適した最高の1台を見つけてみてください。

 

 

この記事の監修者
国沢光宏
国沢 光宏

自動車ジャーナリスト。自動車評論家。現在多くの媒体で執筆活動をしているほか、ラジオ日本とFM群馬でラジオのパーソナリティも行い、車選びからドライビングテクニック、業界ニュースなど、広く深い知識をもつ。運営しているブログサイトでは、専門家も参考にしたくなる、新鮮で豊富な情報を発信している。