オール電化住宅へのリフォームを考えている方にとって、もっとも気になるのがリフォーム費用ではないでしょうか。そもそも「オール電化住宅にするには、どのような設備が必要なのか?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。この記事では、オール電化住宅にリフォームする費用の目安や、おトクにリフォームするコツ、後悔しないための注意点などについて詳しく解説します。
※この記事ではリフォームの金額について言及している箇所がありますが、すべて監修者の知識や経験に基づいて記載しております。
- オール電化住宅にする場合、どんな設備が必要? 相場はいくら?
- リフォームの際、一緒に導入したい設備は? いくらかかる?
- 【機器別】オール電化住宅へのリフォーム費用の相場はいくら?
- オール電化住宅へのリフォームに補助金や助成金は使える?
- オール電化住宅へのリフォームで後悔しないために注意したいポイントは?
- オール電化住宅にすると光熱費はどうなる?
- オール電化住宅へのリフォームは太陽光発電とセットがおトク!
オール電化住宅にする場合、どんな設備が必要? 相場はいくら?
オール電化住宅とは、給湯や調理といった住宅で用いるエネルギーをすべて電気でまかなう住宅のことです。オール電化住宅では、基本的にガスや灯油といった電気以外のエネルギーは使いません。そのため、既設の住宅をオール電化住宅にリフォームする際には、ガス給湯器やガスコンロなどを、電気を使う機器に買い換える必要があります。
そのためリフォーム費用はかさみますが、オール電化は長期で見ると光熱費を節約できるだけでなく、暮らしの安全・安心につながる大きなメリットもあります。オール電化住宅へのリフォームに必要な設備は、主に以下の2つです。
l.給湯器:電気給湯機(エコキュート)
ll.調理機器:IHクッキングヒーター
それぞれ、詳しく解説します。
Ⅰ.給湯器:電気給湯機(エコキュート)
オール電化住宅へリフォームする際には、ガス給湯器から電気給湯機への買い替えが必要になります。電気給湯機とは、自然冷媒(CO2)ヒートポンプ式給湯機の「エコキュート」と、電気ヒーターを利用してお湯を沸かす「電気温水器」の総称です。1)なお、現在、オール電化住宅ではエコキュートを導入することが一般的です。エコキュートは、空気の熱を使い効率よくお湯を沸かす貯湯式の高効率給湯機で、電気温水器よりも少ない使用電力量でお湯を沸かすことができるからです。
また、エコキュートを含む電気給湯機は、沸かしたお湯を貯めておく「貯湯式」の給湯機です。そのため非常時には、タンク内に貯めたお湯や水を生活用水として使うこともできます。タンク内には常にお湯や水が貯められており、その量は主流の機種でおよそ370L~460Lにもなります。非常時の生活用水がたっぷり確保できていることは、大きな安心につながるでしょう。
なお、電気給湯機への交換費用は、種類や仕様、工事内容や工事を依頼する施工業者などによって異なりますが、一般的な条件でガス給湯器をエコキュートに替える費用は約50万〜100万円とされています。
※詳細はコチラの項目をご覧ください。
電気給湯機についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて確認ください。
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▶︎オール電化にしたら給湯器はどうなる? 電気給湯機について徹底解説!
参考資料
1) 株式会社日本イトミック「電気給湯機器とは」
Ⅱ.調理機器:IHクッキングヒーター
続いて、ガスコンロからIHクッキングヒーターへの入れ替えも必要になります。IHクッキングヒーターは火を使わないので着衣着火の心配がなく、お子さまやご高齢の方でも安心してお使いいただける調理器具です。しかもガスコンロと同様の火力で、様々な加熱調理を行うことができます。ガスコンロよりも効率よく加熱でき、天板もグリルもフラットな構造のため、お手入れがしやすいという長所もあります。
なお、ガスコンロをIHクッキングヒーターに替える費用は約20万~40万円が目安とされています。費用の幅は主に機器の機能性などグレードによって変わります。
※詳細はコチラの項目をご覧ください。
IHクッキングヒーターの仕組みやメリットなどについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も確認ください。
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▶︎【図解】いまさら聞けないIHの仕組みとは? 使える調理器具やメリットも解説
床暖房を電化する場合は、電気ヒートポンプ式温水床暖房を導入する
床暖房のない住宅では、エコキュートとIHクッキングヒーターの入れ替えだけでオール電化住宅にすることができますが、ガスや灯油による温水式床暖房を使っている住宅の場合には、電気によるヒートポンプ式温水床暖房へのリフォームも考えられます。
その際、利用していた温水式床暖房の仕様や条件によっては、温水配管や温水床暖房パネルはそのままで、熱源だけを電気によるヒートポンプ式に入れ替えできる場合もあります。2)気になる方は、リフォーム業者などに相談してみるといいでしょう。
新たに床暖房工事を行う場合は、床の張替えと床断熱工事、温水配管工事を伴います。ご自宅の条件にもよりますが、目安として床工事は12畳の場合で約100万~120万円(機器代除く)です。面積に比例して増減します。
※詳細はコチラの項目をご覧ください。
参考資料
2) DAIKIN「簡単リフォームであたたかい」
リフォームの際、一緒に導入したい設備は? いくらかかる?
頻繁に行うものではないリフォームだからこそ、設備をしっかり選びたいと考えている方も多いと思います。オール電化住宅にリフォームする際には、より効率よくエネルギーを使いこなすことを検討してみてはいかがでしょうか。ご自身のライフスタイルに合わせて、エネルギーの効率的な利用をサポートしてくれる設備をご紹介します。
Ⅰ.太陽光発電
太陽光発電は、オール電化住宅との相性がとてもいい設備です。というのもオール電化住宅にリフォームした場合、一般的に深夜時間帯が安い専用の電気料金プランに加入することになりますが、そういったプランでは多くの場合昼間の時間帯は逆に電気代が割高になります。そこで、高い昼間は太陽光発電による電気を自家消費すれば、電気代を抑えることができるからです。
太陽光発電で作った電気を家庭で使いきれない場合、余った電気を電力会社へ売ることも可能です。しかし、後述する蓄電池やV2H(Vehicle to Home)を導入すれば、余った電気を貯めて家庭で有効活用することができます。すべての熱源を電気でまかなうオール電化住宅では、電気を上手に活用することで、エネルギーの自給自足を実現しやすいと言えるでしょう。
なお、太陽光発電の設置費用の目安は、容量にもよりますが約100万〜160万円とされています。もちろんこれは目安であり購入するメーカーや住宅の条件によって異なります。
※詳細はコチラの項目をご覧ください。
また、以下のように初期費用をかけずに太陽光発電を導入する方法もあります。
太陽光発電を賢く導入するには?
太陽光発電を自宅に導入したいけれど、初期費用はかけたくない。そのような場合は、東京電力グループが提供しているサービス「エネカリ/エネカリプラス」がおすすめです。初期費用ゼロ円※で自宅に太陽光発電やエコキュート(おひさまエコキュート)を導入できるうえ、設置からメンテナンス、保証もつくため、維持コストも含めて将来の家計を計画的に設計することができます。
「エネカリ/エネカリプラス」について詳しく知りたい方は以下のサイトをご覧ください。
※「エネカリプラス」は別途足場代等の費用がかかる場合があります。
さらに、太陽光発電で作った電気を使い昼間にお湯を沸かす「おひさまエコキュート」という商品が今年リリースされました。これまで、エコキュートは深夜にお湯を沸かすことが一般的でしたが、太陽光発電と組み合わせて昼間にお湯を沸かすことで、電気を無駄なく活用することができ、省エネにつながると注目されています。
「おひさまエコキュート」については、以下の記事で詳しくご紹介しています。併せてご参照ください。
Ⅱ.蓄電池
住宅に設置する定置型蓄電池には、いつでも電気を貯めたり放出したりできるメリットがあります。また停電などの非常時には、蓄電池に貯めた電気を家庭で使うこともできます。蓄電池の容量の範囲内で、スマートフォンの充電や照明に使うなど、大切なライフラインを確保するのに役立つでしょう。
また太陽光発電と一緒に蓄電池を導入すれば、さらに効率よく電気を使えるようになります。たとえば、昼間に蓄えた電気を夜間に自家消費するなどの工夫をすれば、電気代をより節約できるでしょう。
なお、蓄電池の設置費用の目安は容量によりますが約120万〜250万円とされています。設置する機種や配線の長さ、さらに太陽光発電の有無によって変わります。
※詳細はコチラの項目をご覧ください。
Ⅲ.V2H
V2Hとは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)に貯めた電気を、住宅で活用するためのシステムのことです。EVやPHEVなどに乗っている方や、EVやPHEVへの買い替えを予定している方は、リフォームに合わせてV2Hの導入も検討してみてはいかがでしょうか。
V2Hを導入すると、EVやPHEVへの倍速充電や、住宅に電気を戻すといったことが可能になります。つまり車と住宅とで、より柔軟で効率のいい電気の融通利用が可能になるのです。EVやPHEVに搭載されたバッテリーは大容量のものが多く、万が一、自然災害などによって停電した際には、蓄えた電気を数日間も住宅へ供給できるメリットもあります。
なお、V2Hの設置費用の目安は約85万〜130万円とされています。設置する機種や配線の長さ、太陽光発電の有無によって変わります。
※詳細はコチラの項目をご覧ください。
【機器別】オール電化住宅へのリフォーム費用の相場はいくら?
では、オール電化住宅にリフォームする場合、全体でどれくらいの費用がかかるものなのでしょうか。ここではそれぞれの設備について導入費用の目安を解説しつつ、全体の費用感をご紹介します。
オール電化住宅に欠かせない機器の導入費用の相場
まずは、エコキュートやIHクッキングヒーターといったオール電化住宅に必要な機器の導入にかかる費用からご紹介しましょう。
費用がかかる大まかな項目としては、以下の4つです。
① 設備本体の費用
② 据付工事費用
③ 配線などの電気工事費用
④ 使用済みの設備の処分費用
さらに、エコキュートやIHクッキングヒーターを使うには200Vの配線を引き込む必要があり、引込み工事を外部から新たに行う場合には、費用が追加されます。
工事費などを含めたオール電化住宅へのリフォーム費用を、以下の表にまとめました。
〈表〉オール電化住宅へのリフォーム費用の目安(監修者調べ)
ガス給湯器からエコキュートへ | 約50万〜100万円 |
ガスコンロからIHクッキングヒーターへ | 約20万〜40万円 |
合計 | 約70万〜140万円 |
※費用には既存設備の解体・撤去費用も含まれます。
本体購入価格や工事費などの費用を合計すると、一般的な条件でガス給湯器をエコキュートにする費用は約50万〜100万円、ガスコンロをIHクッキングヒーターに変える費用は約20万~40万円が目安です。費用の幅は主に機器の機能性などグレードによるものです。
オール電化住宅に床暖房を導入する際の費用の相場
続いて、オール電化住宅に床暖房を導入する場合の費用相場を見ていきましょう。
工事費などを含めた費用の目安を、以下の表にまとめました。
〈表〉オール電化住宅に床暖房を導入する際の費用の目安(監修者調べ)
ガス温水式床暖房から電気ヒートポンプ式温水床暖房へ | 約130万〜150万円 |
床暖房工事は、床の張替えと床断熱工事、温水配管工事を伴います。床工事は12畳の場合で約100万~120万円が目安で、面積に比例して増減します。機器代含め合計では約130万~150万円が費用の目安となります(※)。
※:既存の設備が温水式床暖房であれば、床工事が不要になるので、約30万~50万円で済みます。
エネルギーの自給自足に役立つ機器の導入費用の相場
続いて、オール電化住宅で太陽光発電などのエネルギーを自給自足できる機器を導入する場合について見ていきましょう。費用が発生する大まかな項目としては、以下の3つです。
① 本体費用(ソーラーパネルやパワーコンディショナー)
② 架台などの費用
③ 工事費用
さらにV2Hや蓄電池を導入する場合も同様で、本体価格と工事費用が発生します。上記の項目を含めたそれぞれの費用の目安を、以下の表にまとめました。
〈表〉太陽光発電、V2H、蓄電池の導入費用の目安3)4)
太陽光発電導入費用 | 100万〜160万円 |
V2H導入費用 | 85万〜130万円 |
蓄電池導入費用 | 120万〜250万円 |
また、太陽光発電のメリットを最大限に活かすためには住宅の断熱がきちんとできていることが前提となります。屋根の重量が増えることから耐震補強が必要な場合もあります。こうした工事を行うと費用は多額になりますので、リフォーム会社に相談して進めましょう。
なお、ここでご紹介した費用はあくまで目安にすぎません。住宅の条件などによっては、さらに費用がかかる場合もあります。また、リフォーム業者によっても費用は異なります。実際のリフォーム費用については、必ず複数のリフォーム業者に見積もりを取り、比較して決めるようにしましょう。
参考資料
3) 経済産業省 調達価格等算定委員会「令和3年度以降の調達価格等に関する 意見(案) 住宅用太陽光発電」
4) 三菱総合研究所 定置用蓄電システム普及拡大検討会資料「定置用蓄電システムの目標価格および導入見通しの検討」
オール電化住宅へのリフォームに補助金や助成金は使える?
2022年9月現在、国による補助制度としては、国土交通省による「こどもみらい住宅支援事業」5)があります。この事業は、子育て支援と2050年カーボンニュートラル実現の2つの観点によって施行されるものです。注文住宅・分譲住宅の新築を行う子育て世帯または若者夫婦世帯と、対象となるリフォームを行う全世帯が制度を受けられます。
新築は若い世代だけですが、リフォームはすべての世代が対象になる、と理解しておくといいでしょう。
注文住宅・分譲住宅の新築を行う場合、住宅の省エネ性能などに応じて補助額は60万~100万円となり、またリフォームする場合は工事の内容や属性に応じて5万~最大60万円になります。
補助金の金額は、省エネの性能や工事内容によって変わってきます。詳しくは、こどもみらい住宅支援事業のWebサイト5)を確認ください。
また、都道府県や市区町村などの地方自治体によっては、独自に補助を行っている場合もあります。お住まいの自治体で同様の補助制度があるかどうかについては、役所の担当部署や、リフォーム業者などへ確認するといいでしょう。次の項目では、例として地方自治体が実施している補助制度をご紹介します。
Ⅰ.エコキュートの補助金
省エネ設備であるエコキュートは自治体によって設置時の補助金を利用できる場合があります。たとえば、埼玉県久喜市では2022年9月現在、「令和4年度久喜市住宅用エネルギーシステム設置費補助金」6)として、エコキュートをはじめ、太陽光発電や定置型リチウムイオン蓄電池、V2Hなどの設置費用の一部を助成しています。
Ⅱ.太陽光発電
2022年9月現在、国による太陽光発電の購入や設置などの補助金制度はありません。しかし、エコキュートと同様にお住まいの自治体によっては補助金を受けられる場合があります。
特に東京都では2022年度から補助金が手厚くなり、「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」7)という補助事業が実施されています。
「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」を利用すると、蓄電池やV2Hなどの設置を条件に、既存住宅の場合1kWあたり12万 or 15万円の補助が受けられます。
参考資料
5)こどもみらい住宅支援事業 エコ住宅設備の設置
6)埼玉県久喜市「令和4年度久喜市住宅用エネルギーシステム設置費補助金」
7)クール・ネット東京「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」
オール電化住宅へのリフォームで後悔しないために注意したいポイントは?
既存の住宅をオール電化にリフォームする際には、住宅の状態により、リフォーム費用が大きく膨らんだり、思わぬトラブルを招いたりするケースも懸念されます。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、あらかじめ注意すべきポイントについて確認しておきましょう。
【ポイント1】エコキュートの設置スペースやタンク容量の選定
エコキュートは、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットによって構成されています。そのため、新しくエコキュートを導入する場合には、双方のユニットを設置するためのスペースを確保する必要があります。また、メンテナンスなどのために、作業スペースも確保しておかなくてはなりません。特に、都心などの住宅においては設置できる空間が限られることもあるため、事前にリフォーム会社にしっかりと確認するようにしましょう。
また、エコキュートのタンク容量も事前にチェックしておく必要があります。タンク容量は、基本的には利用するご家庭の人数が目安です。しかし、現在の利用人数だけでなく、将来予想される家族構成なども考慮しながら、余裕をもって選ぶことが重要です。
【ポイント2】エコキュート、IHクッキングヒーター用の電源引込み工事が必要か
エコキュートやIHクッキングヒーターを使うには、一般的な100Vの電源ではなく、よりハイパワーな200Vの電源が必要になります。
また、屋内の分電盤まで200V用の配線がきているか、外からの引込み工事が必要かによって工期や費用が変わります。引込みが必要だと、申請や引込み工事に時間がかかり費用も多くなるので、事前にリフォーム会社に確認してもらいましょう。
【ポイント3】複数の業者の相見積もり
オール電化住宅のリフォームに限った話ではありませんが、複数の業者に見積もりを取る「相見積もり」は、リフォームを成功に導く上で重要です。複数の見積もりを比較することで、リフォームに対する理解が深まり、具体的なイメージがしやすくなります。大切な自宅のリフォームですから、しっかりと相見積もりを取って検討することをおすすめします。
オール電化住宅にすると光熱費はどうなる?
オール電化住宅へのリフォームを検討する大きな目的は、毎月の光熱費の削減ではないでしょうか。確かにオール電化にすると、プロパンガスや都市ガスといったガスの契約が不要になります。また、電気代については、オール電化専用の電気料金プランへの切り替えを行うことになります。
オール電化専用の電気料金プランは一般的に、深夜の電力量料金単価が割安に設定されています。そこでエコキュートは、基本的に、こうした割安な電気で深夜にお湯を沸かすよう設定されています。もちろん、お湯が足りなくなるような場合には昼間にも沸かしますので、湯切れする心配はありません。
給湯は、家庭で使うエネルギーの約3割を占めます。給湯に使用するエネルギーを効率化できれば、光熱費の節約につながるでしょう。一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターによれば、高効率給湯機のエコキュートは、従来型のガス給湯機より約28%も少ないエネルギーでお湯を沸かすことができるとされています。8)それに加えて、おトクな電気料金プランを活用すれば、ガスを使う家庭よりも光熱費を安く抑えることができるのです。
オール電化住宅には、光熱費の節約のほかにもたくさんのメリットがあります。詳しくは、以下の記事でご紹介していますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
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▶︎【2022年】オール電化を始めたい方へ。メリット・デメリットやおトクな導入方法も紹介!
太陽光発電を一緒に導入すればよりおトクに
もっとおトクに家計をやりくりしたいという方におすすめなのは、リフォームする際に太陽光発電も導入することです。オール電化住宅は太陽光発電ととても相性がよく、光熱費をさらに節約できる効果が期待できます。東京電力グループの「エネカリ/エネカリプラス」なら、初期費用をかけずに自宅に太陽光発電やエコキュートを導入することが可能です。
太陽光発電を導入すれば電気代がもっとおトクに!
太陽光発電を自宅に導入したいけれど、初期費用はかけたくない。そのような場合は、東京電力グループが提供しているサービス「エネカリ/エネカリプラス」がおすすめです。初期費用ゼロ円※で自宅に太陽光発電やエコキュート(おひさまエコキュート)、蓄電池を導入できるうえ、設置からメンテナンス、保証もつくため、維持コストも含めて将来の家計を計画的に設計することができます。
「エネカリ/エネカリプラス」について詳しく知りたい方は以下のサイトをご覧ください。
※「エネカリプラス」は別途足場代等の費用がかかる場合があります。
なお、東京電力エナジーパートナーは、環境省による「食とくらしの『グリーンライフ・ポイント』推進事業」に採択されました。「エネカリプラス」を利用して太陽光発電を導入したり、「おひさまエコキュート」を導入し専用の電気料金プラン「くらし上手」に切り替えたりすると、QUOカードやくらしTEPCOポイントを獲得できる場合がありますのでチェックしてみてください。9)
オール電化住宅へのリフォームは太陽光発電とセットがおトク!
オール電化住宅にリフォームすれば、エネルギーの効率的な使用による光熱費の削減や非常時の生活用水の確保、火を使わないことによる安全性の向上など、多くのメリットがあります。
さらに、オール電化住宅と太陽光発電との相性は抜群で、光熱費の節約にも貢献できます。これから、太陽光発電やEV・PHEV、蓄電池などの導入を検討している方は、オール電化住宅にリフォームすることで、より上手にエネルギーを活用できるようになるでしょう。